薬今昔
最近は、これどんな薬だろう…と思ったら、ネットですぐ調べられる。
病院からもらうお薬の情報にも書いてはあるけれど、ほんのちょっとだけ。
かといって、以前服用していた薬を調べたら、
重大な副作用約50、しかも重篤な肝障害、意識障害など怖いのが羅列していて、その他の副作用に至っては100以上書いてある。
確かに重大な…に較べたら、口内炎とか胃腸炎とかが主だけれど、幻視、幻聴、喀血などもある。
薬というのは頼りにもなるけれど、用法を間違えると大変だ。
最近観ている海外のクライムサスペンスによく出てくるのがフェンタニルやオピオイドといった、癌などによる激しい痛みを管理する医療用の薬の名だ。
フェンタニルはヘロインの50倍、モルヒネの100倍の効力をもつとのこと。
モルヒネなどは痛いところがある人には効いても中毒にはならないけれど、痛いところがないのに服用とか…危険すぎる。
昨今は10代のオーバードーズも増えていて、オピオイドによる米国の死者は年間で5万人以上いやいや7万10万とも…。
死には至っていなくても、何百万という依存症の人たちも苦しんでいる。
薬代は結局最後はマフィアなどに流れていく、マフィアだけが大豪邸に住んでいて…なんて絵面がドラマでもよく見られる。
自分の命を削ってドラッグとか、ばかばかしいと思っても、仲間はずれにされたくないとか、ちょっとした興味で…というところで若者の薬買いは後をたたない。
低年齢化も心配される。
再び強いアメリカを、などと新大統領が口角泡を飛ばしつつ叫んでいるけれど、その前に薬で滅びてしまうんでないかい??
未来ある若者が身を持ち崩して路上生活となり、次の日には冷たくなっているなどあってはならない風景だと思う。
「今昔シリーズ」カテゴリの記事
- ビューティフルネーム今昔(2025.02.03)
- 働き方今昔(2025.01.24)
- 薬今昔(2025.01.23)
- 近隣今昔(2025.01.20)
- お見舞い今昔(2024.12.10)
コメント