お見舞い今昔
年末、寒暖差や一年の疲れ、諸々で入院する人も多い頃。
入院のお見舞いって、ひと昔前はお花が定番だったけれど…。
今や衛生面の関係で、生花は禁止のところも多い。
昔は入院病棟の入り口にお花屋さんがあったり、病院の手前にお花やちょっとしたお見舞いの品が売っていたお店が軒を連ねていたものなのに。
最近は病院内にけっこうな規模のコンビニがあったり、ネットで病院に届けたりとお見舞いも様変わり。
内臓系で長く入院しているのか、骨折で1週間の入院なのかでもずいぶん違うけれど。
お見舞いを頂くたびに、ものすごく考えたんだろうな…とか、いっつも感動していた自分。
お見舞いにいった回数が乏しいからか、自分がお見舞い、というとお花しか記憶がなかったので。
それでもお花がいいだろうと、プリザーブドフラワーの手作りとか…。
入院をした身ではどれもありがたく、申し訳なく思いつつ、これからお見舞いなんだよ~という方に参考になればな、と。
目が疲れるから、と母には不評だったけれど、私には雑誌、文庫本、駅に置いてある様々な広報誌、パズル本は楽しかった。
テレビにも買い物にも使える病院独自のプリペイドカード、タオルや帽子(抗がん剤使用時)、他かわいいコップなど日用品は使う前に手をあわせたもの。
スヌーピー好きだからと頂いたスヌーピーものは退院してからも使ってるし。
季節にもよるけれど、好きなキャラの靴下とかもいいかも。
しまいには誰しも『何が欲しい?』と聞いてくるようになり、図々しくもゼリーが食べたい、ところてんが食べたい、つるつるしたものならなんでもいい、みかんをよこせなどと「くれくれ」患者に。
何も食べられなくなれば、こぶちゃとか…言ってみたものの家族が探してもないのを、あちこち探して下さったりして。
今、頭を下げます…その節はありがとう。
患者さんがある程度元気ならば、何かいるものなーい?と聞いてみるのもいいけれど、会社の上司なんかだと無難なものになっちゃうよね。
ゼリー持ってきて、自分で食べる愚弟…そんなのもあり。
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