PET
年一のPET検査に行ってきました。
PETが終わると、今年も残り少ないな…なんて思います。
例年ですともう少しあとなのですが、今年最後の外来が11月なので、その前に終わらせないといけません。
PET検査は「陽電子放射断層撮影法」と言って、Positron Emission Tomography ポジトロン エミッション トモグラフィーの略です。
ざっくり言うと、癌細胞がブドウ糖を消費(正常細胞も食べるけれど、癌細胞の1/3ほど)することから、ブドウ糖に似た薬を体内に入れて、癌細胞がガツガツ食べだしたら光ることを利用し、専用のカメラで写して場所や大きさなどを特定するのです。
癌も甘いものが好きなのね…。
なので、普通に甘いものを食べたら、ガンががっつかなくなるので、前日の夕食以降は絶食です。
癌検査の30分前に受付をして、問診、身長・体重測定(薬の量はそれで決まる) をします。
そのあと施設の説明と使い方の説明を受けます。
検査着に着替えたら、血糖値を測ります。
測った時の針をそのままに移動。
次の部屋で1分ほど薬を入れます。
1時間のタイマーを渡されて、個別の部屋で500mlの水(無糖ならお茶でも可)を飲みつつ、薬を全身にいきわたらせ安静にします。
部屋は7つあって、リクライニングできるいす、タオルケットなどがそれぞれに置かれてます。
膀胱に薬が残っていてはいけないので、トイレにいってから、いよいよ検査。
20分ほど撮影したら、また30分ほど休みます。
そして、そのまま着替えて帰ります。
全行程2時間くらいです。
次々患者さんがやってきます。
保険がきくので3万くらいですが、これだけたくさんの人が毎日毎日…
いったい…いくらぐらい…などと考えてしまいました。
毎年、ある部分が光っているのですが、いつも同じ大きさで鎮座しているので、ずっと様子見です。
今年も大きくなっていませんように。
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