いつのまに
何の前触れもなく、近所のスーパーがセルフレジと化していた。
ここのスーパーは0時に閉店となるので、夜中にレジを入れ替えたのだろう。
20台くらいのセルフレジに、有人で半セルフレジのレーンが2~3本見えた。
ついに…。
今日は一人で来たけれど、明日さっそく母と来て練習させなければ。
まずは買い物かごを右の台に置き、真ん中にレジ袋を置く。
商品のバーコードを真ん中のガラス部分にかざす。
ピッ 536円です などと声がする。
バーコードを通したら、レジ袋に入れる。
だいたいパーコードが品物のどこについているか、いつもは頓着しないのである。
そのうち頭に入って、スタッフさんのごとくピッピッピッとできるのであろうか。
商品によってバーコードの場所、大きさはさまざま。
あ!!!!!
きゅうりは、直接欲しい分をビニールに入れているのである。
が、心配ご無用。
『バーコードのない商品』というのが画面の左側に並んでいる。
この場合は「野菜」をタッチすると、いろんな野菜が絵つきで表示される。
「きゅうり」をタッチする。
テンキーがあらわれて、買った数字を入れる。
次に柿を、これまた袋に3個いれてある。
バーコードなしの商品、柿は果物だから…果物を選択して柿が出てきたので柿をタップしてでてきたテンキーの3を選ぶ。
はて、すいかはみんな野菜と認識できるかしら。
とまとを果物と思っている人はいないかな。
などと余計な心配まで…。
さて、柿は3個だと割引になるけれど、これも相手(機械)はお見通しだろう。
いよいよ会計。
ここでスーパーのカードを読み込ませる。
なるほど、こっからはいつもの手順か…。
ピッピッとスタッフさんの部分までついにセルフになったんだ。
サッカーさん(袋につめてくれる)がいなくなって久しいが、どんどんと機械になって人が減っていく。
雨降ってきましたね、とか
急に寒くなって、とか機械が話しかけてくれるんかいっ。
お年寄りの多いこのあたりでは、スタッフさんが優しく声をかけてくれるこの場所は必要だったのに…と心の中で思う。
しばらくは、指南でそこここにスタッフさんが立っていてくれるけれど。
あ、卵にひびが入っているから新しいのと替えますね、などと気づいてくれなければ、母など傷ついた品物とかそのまま買ってくるんだろうな。
なんか、ちょっと寂しいかも。
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