この酷暑の中、市役所に行った。
手続きは郵送でもいいのだが、できたばかりの新庁舎をみてみたかったし。
が、最寄駅から市役所に行くバスは春に廃線となってしまったので、隣の駅からバスで行くこと一択。
歩けば軽く40分かかるのだ。
この暑さで川っぺりを行けば……考えるだに恐ろしい。
家の外に出ると、地熱が頭まで一気に駆け上ってくるような、灼熱ということばがぴったりの暑さである。
この時すでにスマホを忘れてきたことに気づいたけれど、帰る気力なし。
別に大丈夫だろう…駅にむかう。
内陸の夏はばかにできない。
たちこめる熱気で、小動物など息もできないのではないか…。
なんとか駅について、バスにも乗るからチャージしようと財布をあけたとたん、今度はすーっと冷えた。
600円しか入っていないのである。
なぜ???
あ、甥の就職祝いやら愚弟の誕生日祝いでおろしたお金が翼をひろげて…そうだったっけ。
とぼとぼと来た道を銀行まで引き返す。
ATMの横の両替機前に、いつになく長い列が。
自分で使うお金なんぞ新札でなくてOKだわいっ てえらい汚い札集めたな…回収しろよ…と思いつつ、またまた駅へ。
スマホに、乗るバスの系統やバス停の番号がする出るようにしていたのに役立たずである。
長らくこの市に住んでいて、東口のバスは一度も乗ったことがない。
こんな小さい市のミニミニロータリーでも迷ったのに、高齢女性に「このバスは〇〇行きますでしょうか」とたずねられた。
わ、わたしも生まれてはじめて乗りますので…ちょっとお待ちを…。
バス停に書かれている路線図を見る。
どうやら、循環しているバスが行きそうだが、こちらからでは遠回り。
3番のバス停が…と言いに戻れば、私の場所などもうなく、列がつまっていて…ドケチかっ。
一番うしろに並ぶ。
バスに乗ったら10分ほど、歩いたのと変わりないけれど、暑いしね。
新庁舎は旧庁舎と変わらず、敷地にはいって奥にある。
横にながーーーーいスロープがあるが、これでもバリアフリーでござい、という気か。
なんか不便そうである。
暑い中、階段を上がっていきやっと入り口に。
入ると、これまた100mはあるカウンターが椅子2つ分ずつパーテーションでくぎられていて、ほとんどがここで手続きできそうな感じ。
受付は番号札が2つでてくる。
待合にすわる時間もないほどすぐ呼ばれる…どなたもそうみたい。
が、手続きをすると『この番号でまたお呼びするまでお待ちください』
さっきの2つの番号札はこういうことか。
そっからみんな待たされる。
〇〇番の方、〇番の窓口へどうぞ
自動音声だけれど、誤作動につぐ誤作動で結局「こちらでーす」と係の方が声を張り上げる。
なんとか手続きを終えてバス停に。
あと2分でくるか…27分のに乗ろう。
が、30分になっても来ないので、33分のを待つ。
35分になってもこないけれど、暑い~~~。
扇子であおいでも、熱風をかきまわしているだけみたい。
新河岸川と柳瀬川にはさまれている市役所は、川面の風など全くこないボウフラに悩まされそうな雰囲気がただよっているし。
やっときたバス、私は車窓から見る景色に驚く。
お昼前なのに並んでいるうどん屋さん、古民家を改造したような何か…。
おいしそうなパン屋さん…。
知らない街並みが新鮮かも。
バスは丸井の入り口にべったりとつけて停まった。
皆、吸い込まれるように入っていく…結託しているな。
サワミツでタイムセールのももを買い、北海道物産展でとうきびチョコを買い、花まるうどんで柚子鬼おろしぶっかけうどんを冷で食べる。
トッピングは半熟卵。
なんだか、散財した気分。
郵送ですればよかったのかな。
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