禿げるほど後ろ髪をひかれる

面会の日は土日、それでも緩和されてのことみたい。

入院している人が外からいろんな菌を持ち込むリスクを考えれば、そうでしょうけれど。

仕事帰りに5分でも会いたいじゃないですか。

いや、だめか。

皆さんもそうなんだもんね。

私もこんな風にヒリヒリさせていたんだろうか皆の衆…スマソ

朝から掃除、洗濯、窓ふき、アイロン、爺のごはん…八面六臂の活躍。

というわけで、今日は弟タクシーがないので、普通のタクシーで病院へ。

今日は、受付で「3人ではだめですか・・??」

と聞いているグループが2名でと断られていた…。

3人でも駅伝方式で、と教えてあげようと思ったら姿がみえなくなった。

今日の母は昨日より、ぐっと顔色がよく…痛みも昨日よりもひいたとのこと。

まさに一日一日とよくなっていくのね。

時間の前に、担当看護師さんをつかまえて膝詰め談判。

気になることはだいたい確認した。

私も経験あるけれど、ナースコール押しにくいので気をつけてあげてほしい、決して特別扱いとかではなく…などと。

よくある患者家族特有の、と言わないで。

…るさいな…という感じの方ではなく、優しいきれいな方だった。

平日はこれないんだよという爺に

大丈夫よと笑って手をふる母。

後ろ髪ひかれる…あれ??後ろ髪がすでにないではないかっ!!!

あ、以前より。

ひこうとしてもあのようにまばらではな…。

爺の後頭部をみつつ、タクシーに乗り込んだ。

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