読書の秋に
読むスピードは落ちたものの、電車内でせっせと文庫を読んでる毎日。
昔は途中で上巻が終わりそうな時は下巻も持って出たものだけれど、今はそれはしない。
違う本を持って出て、終わりそうな本は家で読む。
ずいぶん前に読んだ本で1回しか読んでない(ほとんど)ものを、もう一度読んでいる。
全く新鮮…というほどおぼえていない。
ミステリーなど、犯人を間違えるほど。
こんなに前だからか…と思ってもう少し新しいものにしても…新しく買った本みたい。
でも…昔はここで感動したんだろうな、ということがわかっても。
今はちょっとな、ということも多い。
とある作家さんが大好きでほとんど読んでいるのだけれど、すごーくすごーく取材されているのはわかるのだけれど、登場人物にそれを語らせる部分が多いと鼻につく。
この小説にこんな一説がある、だの。
食べ物、動植物、美術品、どの話にもものすごく詳しい人がいたり。
うんちくだらけ。
このひとの本こんなんだったかな、と思ったり。
もちろん同じ本を読んで、同じところで感動することも多い。
年によって考え方も感じ方も変わったり、変わらなかったり。
主人公の行動に同感したり、できなくなったり。
今ならわかると思ったり…。
しばらくはいろいろと読み返そうと思う。
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