久しい感覚
~今までのお話~
厳しい治療を潜り抜け、コロナ禍を経て、久しぶりに社会に出たmikiが、世の流れについていけず翻弄されていく様子が書かれ…。
なんてな…。
今日も一日暑い、暑い、暑いで、大変でしたね。
さて、建物は一人ずつ入らなくてはだめなドア、前の人に続いて一緒に入れるドアがある。
まずは集団通過。
暗証が必要なドアは人の後ろについて…が、階段をのぼるうちに前を行く人がいなくなってしまった。
当該フロアにつくと、執務室につながるフロアに入るドアに進まずに反対方向のトイレに近づき戸をあける。
後ろから来た女性たちはまっすぐドアへ。
なんだいっぱいじゃない、と諦めた風な小芝居をして彼女が開けたドアから入る。
次はロッカーからカード(持って帰ったらいけない)を出して、執務室へ。
昨日は秒で出退勤してしまったからな。
ササッとカードをリーダーに置くと、ビー エラーだ 早速。
ここまで順調にきたのに!
よく見ると注意書きがあり、2~3秒置いて下さい、エラーになります とある。
えーっ 長く置くと退勤になったじゃん。
そんなにコツがいるの??
みんなはとっとと入室していく。
後ろの人が解消してくれた。
毎日誰かがいろいろしてくれる。スマソ…
相変わらず電子のマニュアルを読んでいるわけだが、今日はまず100ページ以上の資料を気を失いかけつつ読んだ。
昨日のことはほとんど忘れている…いや、忘れるというのは一回記憶した、ということだから語弊があるか。
頭に入ってなかったと思われ…ごめんなさい、と心の中で手をあわせる。
1時間たっても半分ほど。
なんだかぐったり。
その後も次から次へといろんなものに目を通せざるをえないわけだが、ほぼ素通りしていく。
なんだか切なくなってきた。
やがて2画面のモニターは資料だらけ、自分のつくったメモもとっちらかって、いったい何をしているのかわからん。
明日と明後日来たら三連休じゃんよ。
この感覚、あまりに久しぶり。
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