ベール
親族の控室に入ると義妹関係は皆さんお越しで、時間前着とはいえ、なんとか(好きに考えて頂いてけっこう)三人組が一番遅かったのでした。
義妹ちゃんのお父様にご挨拶されて、私がここに来れたことが花嫁にとってどんなに嬉しいことかとおっしゃって頂きました。
小さい頃から一人でよくお泊りにきて、一緒にお絵かきしたりゲームをしたり水族館に行ったり…。
泣き虫で緊張しいで、昨日は眠れなかったのではないのか…心配になります。
両家の紹介は新郎新婦から。
爺が父方の祖父、と案内されると
「小さい頃、どんな人のお嫁さんになるのかな、と聞いたら『じぃじ』と言っていたので、新郎の恋敵です。」とすかさず訂正。
昭和あるあるネタをぶっこむのはやめろっ!!!!
はじめてお会いする新郎さん…苦笑通り越して爆笑しとるやないか…恥ずかしいったら。
挨拶が終わると移動してチャペルに向かうことになります。
外通るのね…久々のかかとの高いパンプスで足が痛いわ…五分袖が寒いわ…でくらくらしそうだったけど。
ここは気合で。
チャペルの外では、綺麗に着飾った若い女性たちで華やかな空間が。
そう、これが醍醐味だと林真理子氏が書いてたっけ。
友達がおしゃれして集まってくれるのが嬉しいと。
ツタナイ日本語の神父も到着して、母と私は「稲×素子事務所じゃ??」とこっそりいいあったのでした。
式が進み、花嫁の登場です。
待っている新郎の元に花嫁と腕を組んで歩いて来る弟、それをビデオで撮りながら鼻を赤くして泣いている甥をみたらこちらもダム決壊。
通常参加客が歌う讃美歌などはみんなで歌わずに、プロの方々が。
するするとカーテンがひらけば、レインボーブリッジが目の前に。
そっか、だから東京テレポート駅の発車音が『踊る大走査線』だったのか…。
控室でベールダウンの練習をしていた義妹と姪をみて、
これやりたかったでしょ、ごめんね、と母に言いました。
新郎はほがらかに笑う爽やかな人。
よかったね。
人は笑った時にすべてがわかる、と思っている私がただ一点みたかったところでした。
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