ほんのり
死霊館シリーズの『アナベル 死霊人形の誕生』を観ました。
この作品が絶妙に『アナベル 死霊館の人形』に繋がっていくのですが、ジャンプスケアの多用よりじわ~っとする怖さ満載です。
ちょっとな…と思うのは、やられるのがみな善良な市民てとこで。
閉鎖された孤児院の女子たちが、人形師の暮らす大邸宅に住まわせてもらうところから。
好奇心が身を滅ぼすタイプのmikiみたいな性格の子が……案の定って。
人形そのもので恐怖をそそるアナベルシリーズですが、これはホラーの根底に寂しさ、気の毒さ、悲しさなんか横たわる、ジャパニーズホラー
に似た雰囲気があります。
実際、ははーんという演出や名前も出てきます。
また、暗がりによく目をこらすと見える…とか、電気がまたたいて心細くなって消えていく…とかジェームズ・ワン監督に東洋の血の流れを見たような。
ワイルドスピードもスカイミッションを監督。
青い空が切ない…ラスト。
(あ、ソウも見たけれど)
スピンオフっぽく、例の夫妻は出てこないけれど。
死霊館シリーズ、怖くないんだもん…ていう方におすすめ。
ほんのり怖がりたい方、特に。
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