偶然ではないのなら
側溝にタイヤが落ちてしまった軽トラを、通りかかった立浪部屋の3力士が軽々と持ち上げて…というニュースをしていた。
大昔、似たようなことが我が家でもあったという。
北海道に住んでいた頃、やはり父が側溝にタイヤを落としてしまい途方にくれていたところ、タクシーが通りかかり、中から屈強な若い青年が4人おりてきて、車を軽々持ち上げて助けてくれたとのこと。
とある大学のレスリング部だったらしい。
後部座席には、子供だった私と弟も乗せたまま…である。
しかも、我々は寝ていて事件のことも知らずに爆睡していたらしい。
この偶然、が我が家でよく起きる。
やはり北海道の山の中で小さな弟が頭に怪我をして血をだした時に、通りかかった「兵庫の医者」と名乗る方が、カバンから大量のアロエを出してきて止血してくれたこともあった。
またまた北海道で、大吹雪の中で車が立ち往生してしまった。
父が『もうダメポ…』と思った時に、ふっと灯りが見えてそこは旅館だったとのこと。
助けを呼びようにも、だだっぴろい北海道で、山の中で…という悪条件でもこういうことがあるのだ。
« 届いた | トップページ | kama kurakura 第44回 »
コメント