アラノンジーから1年
抗がん剤から離れて1年。
足のしびれが治る気配はありません。
人によっては5年たって半減した、という具合。
抗がん剤によって傷つけられた神経によるものみたいですが…。
最後に使われたのはアラノンジー(ネララビン)
神経毒が心配される、といわれていた抗がん剤です。
このアラノンジーは承認されてまだ15年ほど。
副作用は、吐き気や頭痛のお馴染みのほかに傾眠などもあるようです。
入院している時は急に眠りに落ちても気づかないけれど…。
T細胞性急性リンパ性白血病/急性リンパ芽球性白血病は悪性腫瘍の中でも少なく、更にそのうち難治性は半分。
もともとリンパ性白血病は骨髄性…よりも少なく、10万人に1人の罹患といわれています。
他の血液のがんよりも再発しやすく診断がついた時から難治性、治療後の予後も悪く苦戦しますよ、と言われました。
免疫細胞のB細胞に関係する他の白血病よりも抗がん剤も効きにくく、今までは治療成果も芳しくありませんでした。
が…このアラノンジーは体内に入ると(細かいことはわかりませんが)ある物質となり、T細胞性の白血病のがん細胞の中で細胞死がおこり効果がでるとの事です。
小児がんの中では多くの割合をしめる急性リンパ性白血病でめきめき効果を表しています。
が、成人にはあまり使われなかった様子。
2回の臍帯血移植後、再再発した身では、はっきりいって最後の手段、実験的?、気休め?、的な雰囲気でした…。
ところが、退院して1年2カ月。
しかも全行程終えずに途中で終わって様子見からですよ。
足のしびれなど、どうでもいいではありませんか…。
アラノンジー
やってくれたなあ。
寿命が延びて、また大好きな秋を迎えることができます。
コメント