それは元気だから
父が町内会の仕事をしていた。
ファイリングをして、見やすくしているのは私だ。
イベントのおみやげを選んでもらう紙や、赤十字などの賛助のお金集めなど封筒がごちゃごちゃになっていた…。
最近は会報誌を各戸に配るのも私だ。
母がゴルフのお当番で、コンペのお知らせの下書きを持ってきて
「こういうの、どのくらいかかるの?」
と聞いてきた。
A4が1枚か、5分くらいかな…。
「色もついてるけど…。」
いつから、君らの秘書になったのだ。
それは、こんだけ長くOLをしていたのだから、事務仕事には長けている、この家では。
それから健康診断の予約をとり、問診票をとりに行き代筆をし、同窓会の出欠ハガキの代筆に投函。
光熱費の記帳に夕飯の買い物に。
なんだか…こき使われている気がする。
が、それもこれも元気になったからだろうと慰める。
ポートを抜きに1泊2日で入院した時、主治医が病室に顔を出して下さり
「なんか、かごくお元気そうですね。」と。
思わず
「(ポートをはずすだけで)病気じゃないんで。」
と言って笑いあったが、病気だろっと無言のつっこみがあった。
でも、今は-本当に病気じゃないみたい。
全身武装で、ダンジョン巡りをしていた去年からしたら、すごく元気。
まさか…治った??
なんてね。
でも、そんな感じ。
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