再発ではなかったっぽい
朝少しぱらついたものの、日中は陽もさしてムシムシしていた。
外来の日。
11時から11時半という予約ではあるが、呼ばれるのは12時すぎだろうなあ…。
などと思っても、10時には病院に着いて血液検査をしなくてはならない。
とりあえず、採血のあと、階下で11時までぼーっとしていた。
ぶらぶらと血液内科まで行き診察番号を確認すると、なんと、次に呼ばれるようだ。
予約枠はまだ10:00~となっている。
おかしい…。
血液検査の結果が出るかでないかの時間にもう電光掲示板に番号が出るとは…。
何度も確かめる。
いやな予感がする。
今朝の夢に主治医が出てきた。
この間言おうと思ったけど、言えなかったんですよね、などと。
そんな物言いをする方ではない。
わりとはっきりおっしゃる方だ。
きっと、この間の生検に対する所見発表大会だ。
待っている間に私の頭の中は、
そろそろto do リストを作る頃か、とか、期日前投票は明日にでも行こう、とか、御朱印帳は真っ白のままだ、とか、エルヴィスを観に行こうと母にいわれていたではないか、とか、いやトップ・ガンが先かなどとぐるぐるしていた。
こんなに早く呼ばれるなんて、悪い予感しかしないではないか。
診察室に入ると、すぐに主治医が「この間の結果がでていますので」と。
リンパ節が腫れているというPETの診断から、生検をしたのが先週。
リンパ節というのは、リンパ液を濾過する小さな器官だが、ちゃんと組織は採れたという。
私はT細胞性の白血病だが、当のリンパ節にはB細胞が、とか全くわからなくてぼーっとしていたら、文章も印刷して下さった。
いろいろ書いてあったが、
……内部には小型のリンパ濾胞様構造も散見します。(どういう意味だ)
集簇するリンパ球はCD陽性B細胞を主体としていますが、全体にCD陽性T細胞の混在も認められます。(ということは??)
濾胞様領域に集簇するやや大型のリンパ球はCD3(-) CD5(-) CD10(+) CD20(+) bc1-2(-) bc1-6(+) を呈し、同部位にはCD陽性細胞のmeshworkが認められます。(お手上げ~)
つまりは(T細胞性)急性リンパ芽球性白血病/リンパ腫の浸潤や癌腫の転移を含め、悪性所見は認められません、ということらしい(それをはよ~)
なので、やれネララビンだロイナーゼだ(両方とも抗がん剤の名)という話とは距離があります、と。
ああ、この間「早く治療をはじめたいならば、そのようにします。」と打診された時に焦って「はいっやります。」などと無双こかなくてよかった。
ただし、リンパの腫れは完全にはわからず、大きくなるかもしれないので観察は必要。
再来月にでもCTをとりましょう。
PETを頻繁にとるものでもない、と。
こうして次回の予約をとって、無罪放免(昭和臭)
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