kama kurakura 第15話
ファンの間では神回、とされている第15回。
上総介、散りました。
死後に願文がみつかり、そこにはただ頼朝の武運を祈る子供のような文字が。
上総介が懸命に読み書きを覚えていたシーンはここにつながりましたね。
こわもてだったからこその、かわいらしいシーンだったので、この謀略死にお茶の間がっくり、というところでしょうか。
「あいつは謀反者じゃ」といって去る頼朝でしたが、実際はこのことで、千葉氏預かりとなっていた上総介の又従妹ら一族を放免(子息は切腹)したとのことです。
また、美丈夫がゆえに頼朝に先陣を任されることの多い畠山重忠ですが、私がかつてよく行っていた国分寺市の恋ヶ窪にその逸話が残っています。
国分寺の夙妻太夫と恋仲になった重忠ですが、夙妻太夫に横恋慕した男が重忠は討ち死にしたとガセネタを流し、絶望した夙妻太夫が身投げしたという姿見の池があります。クズ男はいつの世にもいる…。
また巴御前を生け捕りにする際、着物を引きちぎって逃げられた際も、女人ではない鬼人だといい深追いしなかったとか。
坂東武者の鑑とされる彼を中川大志さんが、爽やかに演じていますね。
来週は義仲に迫る義経。
義仲、上総介、自分に逆らったわけではないのに、立場を危うくするものを淘汰していくつもりの頼朝。
今度は義経を脅威に感じ始めて…というところですね。
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