miki occult考
特に心霊マニアとか、オカルト好き、とかではないです。
ここのところ、ビデオで観ているのがいわゆるホラーとかのジャンルが多いのですけれど、映画にしろ語り部が語るお話にしろ、いわゆる「怖い話」が好きな人はいろいろです。
ちゃんとストーリーがあって、どこかせつなく余韻が残るのが好きな人。
とにかく観てるも側もパニックになりそうな、あっちからもこっちからもどんどんいろんなの(人だったり化け物だったり)が襲ってくるものが好きな人。
昔からの王道、電気を消すとぼんやり見える、終始静かだけど、ドキドキがとまらないのが好きな人。
相手がはっきり(悪魔とか逃亡犯罪者とか)してて、その壮絶な戦いものが好きな人。
つくりものはだめ、実話ベースでないとという人。
霊体ではなく、変な人に着け狙われたりするもの、心理対決に巻き込まれタイプに…枚挙にいとまがないですね。
でも、数多くの中から選んで観るのは…。
口コミを参照にする方も多いのでは??
だからといって、★4つだからとふたを開けてみると、人気アイドルが主演→ファンが★をたくさんつける→★1つの評もたくさんあるが、総合的によくなっている…みたいなのもあり。
すっごい怖いです!となっていても、怖いかそうじゃないかは観る人次第。
これを怖がるあんたが怖い…ということもあるでしょう。
それで、このブログにいらして下さる方で、日ごろの記事から、ちょっと趣向が合いそうかな、と思われた方に、私がビデオの感想(ちらり)を含めてご紹介したいと思います。
館もの、クリーチャーもの、過去の因縁もの、人形もの、人気小説の映画化などなど。
ここのところ(プライムビデオ専門)観ているのは、『怪奇蒐集者』というシリーズ。
ご存じの方も多い、と思いますが、いろんな職業の方が実際に体験、または身近で聞いた話を話すもの。
稲川さんみたいな感じではなく、どちらかというと淡々と聞いた話を友達に語るようなトーンで話します。
ちょっと冗長で、もう少しコンパクトにまとめたらいいのにな、というのもあります。
オチがわかっちゃったり。
その擬音、怖くないです…とか。
ただ、三好さんだの佐藤君みたいに人の名前が出てくると、仮にAさんとします、なんていうより現実味が増しますよね。
で、まだまだ全部観ていないのですが、印象に残ったのは
三木大雲氏 説法と怪談を絡める方です。最初は「話だったら、うちの菩提寺の住職の方がうまいぞ。」などと失礼なことを思ったのですが、うますぎないところがいい感じ。
話も全部「ええっ」というよりは、あるある、こういう話聞いたことある、という感じでしょうか。
聖職者は嘘つかない、というようなバイアスのようなもので、信ぴょう性があるというか…。
次はファンの方も多い村上ロック氏 俳優さんで怪談を語ることを生業とされているようです。
観たあとすぐに内容をほとんど忘れてしまう…それほどさらっと話されるんです。
少しひっぱりすぎ、長すぎの感もありますが、怪談て、わさわさ早くすすめるものでもないですもんね。
でも、〇〇さんのお父さんから電話がかかってきたので出たら、とかのフレーズが長いと感じてしまう。
〇〇の身に何か起きたのはもう想像つくので…という、短気な人にはおすすめしないです。
翌朝〇〇のお父さんから彼が突然…という電話を受けた、でいいと思う。
怖いか、どうかというと…怖いというわけではないけれど、想像力のある人は好きかも。
その季節の風の冷たさだったり、夕暮れ時の空の色だったり。
そして山田ゴロ氏 漫画家さんです。身近な人から聞いた話、戦中戦後の話は少し切ないです。
古い田舎の話…ムードいっぱい。怖くはない(と私は)と思うので、氏の思い出話として聞いても面白い。
また、今度~♪
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