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2021年9月13日 (月)

mikiログ的怪奇譚~百ものがたり~第57夜

tetujin様に帰ってきてもらいましたよ。

古いお人形などは怖いという人が多いですね。

133話 

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目があった。両眼ともに白濁した瞳。人を完全に拒否する乾いたまなざし。

かわいいとは絶対に言えない顔立ちだった。肌の大部分にシミのような汚れがある。髪の毛は振り乱したまま。。

人と同じように、古いものにもみんなそれぞれの物語がある。生活の中で大事に使われた食器や、職人のいる工房で使われていた道具だったり。

使われなくなったものが、次の誰かに渡ってまた物語が続く。生活の中に根付く古いものとの付き合い。

vide-grenier。セーヌ川沿いのブキニストに混じった露店の画廊。

パリの蚤の市、といってもじつにさまざまだ。Pont Neufの橋近くには、絵や雑貨、書籍などを扱う露店がたくさん並んでいる。

蚤の市のガラクタの中で見かけた、古くさいポーセリンの人形。しゃれにならないほど不気味だ。前の持ち主はどんな人だったんだろう。

100年以上前のものと思える。人形と目が合った瞬間に、そのおぞましさに全身、鳥肌が立った。

凍り付くような寒気を覚え、急いで売り場を離れた。後ろが怖くて振り返ったら

・・・また目が合った。白濁した目が追ってくる。

 

☆☆☆

ストーリーテラーでもありますね。

古いお人形といえば、メキシコのソチミルコなど、いっぱい木からぶらさがっていたりして。

日本で言うと、供養ができていないような。

でも最初はその島に唯一住む男性が、流れ着いた少女の遺体と、次の日に流れ着いた人形を少女のものだと思い、つるしたというから…。

こちらは画像もいわれもたくさんネットに出てますのでね。

興味のある方はご検索下さい。

なんか悲しいのですけれど。

☆☆☆

134話

父から聞いた話。

父は若い頃から山をやります。

といっても本格的なものではなく、ハイキングに毛がはえたようなものだと思っているのですが…。

ある時、久しぶりに一人で山に入り、道に迷ってしまった。

薄暗くなってきたし、どうしようかな…と思っているうちに真っ暗に。

するとスポットライトのように足元だけ明かりが。

そして、こっちこっちというように動く。

月明りにしてはピンポイントで、回りに人はいないのだけど、その照らされた明かりについていくと、やがて1軒の宿が見えたという。

よかった。

泊り客はほかにいないようだったが、温泉までついていて、疲弊したからだを休めるのに十分だった。

温泉に入っている時に、ああ、これは死んだおふくろが助けてくれたんじゃなかろうか…と思い立ち、湯船につかりながら

「ありがとう、かあさん。」

すると、積み上げられたオケがひとつコローンと落ちたのだという。

その時、あ…おふくろ、きているの?と思ったら、もうひとつ違うところからカラーン。

父は気づいたのだという。

ごめん、親父だったか…。

 

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mikiログ的怪奇譚~百ものがたり~」カテゴリの記事

コメント

https://www.youtube.com/watch?v=mMX2ohnUgGg

「背中を叩いてあげて」

帰りのランドクルーザープラドの後部座席から、前のシートの彼女の背中をバシバシ叩いてあげる。まるでにわか陰陽師になったような気分だった。

霊感が強く、これまでに知人が亡くなったらすぐに異変を感じてたという彼女。彼女の体に変調が訪れたのは、ネパール最大のヒンドゥー教寺院、世界遺産パシュパティナートでのことだ。

このカトマンドゥのバグマティ川の川岸にあるパシュパティナートは、輪廻回生を信じるヒンドゥー教徒にとっての聖地だ。今度、生まれ変わったら巨乳のお姉さんに生まれ変わりたい・・・なんてエッチなことを考えてると地獄に落ちてしまうんだろう。。。

神聖な寺院から地面を震わせて漏れ聞こえる読経の声、泣き女の悲痛な泣き声。輪舞(ロンド)のように、繰り返される重低音が響く読経に聞き入っていると、


・・・ややトランス状態に陥ったようになってくる。。。

それから彼女の体調がおかしくなったわけだが。続きは、いつ来れるかわからないけどまた今度。

さて、mikiさんの記事に載った自分の文章を読み返すと・・・ちっとも怖くない。文才のなさに目の前が真っ暗になる。。。現世界のダンジョン。。。所詮、コメントどまりの男だ。本文へなんて10年早い。(・・・もっとうまくなるから10年、待ってください)

******************

バブル経済が終焉した1995年。日本がどこまで落ちていくのかと、多くの国民が不安を感じながら生きていた時代だ。
その1995年に発売された松任谷由実の27枚目のアルバム「KATHMANDU(カトマンドゥ)」。
♪happy days Happy come 執着を捨てたとたん きっとわかる いちばん大事なことは何なのか♪

ネパールの首都、「人よりも神々のほうが多く住む町」カトマンドゥ。
バブルに踊り疲れた女性たちが旅情に誘われた、エキゾチシズムたっぷりの街だ。


世界遺産パシュパティナートは、カトマンドゥのバグマティ川の川岸にある。ヒンドゥー教徒にとって聖地の場所だ。
人間の「死」と向き合うため、クマドリのような異様な化粧をした多数の修行者(サドゥ)が集うネパール最大のヒンドゥー教寺院。
https://www.travel.co.jp/guide/article/8280/

寺院から漏れ聞こえる重低音の読経。合間に泣き女の悲痛な泣き声が響く。亡くなった遺族たちが、そこここで泣きくずれる。
人々のそこにこめられた感情の深さは、異邦人のぼくでさえ人の世の無常を感じて心が重くなる。

と、ここまではガイドブックの受け売り。多くの旅行者たちが、霊気にあふれた重々しい雰囲気に飲み込まれ押し黙る。
そして霊感が強いという、かの女性もまた、雰囲気に圧倒されて言葉を失った。彼女の顔から血の気が引けた。

・・・戦ってるんだな。。。
夕食も取らずに部屋で休むという、ぐったりとなった彼女に、道端で売られていた「ザクロ」の差し入れ。
食べやすいように実を切ってもらおうとホテルのレストランに頼みに行ったら、濃い顔をしたコックコートのシェフが
半分に切った実を皿の上にのせ、包丁のハラでバシバシ叩き出した。

現地では、そうして中身を取り出して食べるらしい。皿に盛られたザクロの赤いジュースと粒々の黒い種(実?)のコントラストが毒々しい。
釈迦が子どもを食べる鬼神に、子どもの代わりにザクロを与えたという日本に古く伝わる話がある。
「ザクロは人肉や血の味がする」と言われる所以だ。

楕円形の白い皿に盛られた、ザクロの赤いジュースと粒々の種。
フルーツの差し入れのイメージとは大きく違ったけど、彼女の部屋にデリバリー。。
そして、夕食までの間、ホテルの自分の部屋に戻ってベッドの上に胡坐をかき、静かに目を閉じる。

目の中の闇の世界に身をゆだねる。
・・・普段からつながりがありさえすれば、すぐに見つかる。
だけど広がる闇の中に彼女の姿を探そうとするも、広大すぎて見つかりはしない。


ということで、季節の変わり目。お体に気を付けてください。
お大事に~

tetujin様 こんにちは

コメント欄みるのめんどーだしーー
という方々のために、失礼を承知でアップしてしまい、すみません。
tetujin様のは海外の、話せばわかる日本の化け物とちがって怖いのが多いですよ。映画でいうと、悪魔とか…。もう人の怨霊とかじゃなくべつもん…。

tetujin様 こんにちは

涼しくなってだいぶ寝やすいせいか、今日は調子よいです。
いろんなことがありますね。
こんなからだとつきあって、そろそろ慣れないと…。

tetujin様 こんにちは

コメントが前後してごめんなさい。
以前、私の勤めていた会社の前のビルに本屋さんが入っていて、ある場所に行くと肩が重くなるのです。
昼休みなど、いつも寄っていたのですが、友達によく背中を叩いてもらいました。
肘をひっぱられるような感じとか。
背中を叩いともらうとほんと、何か出て行ったような感じがしますね。

つい、この前までテレワークしてたら、お腹が重くなって・・・


プールで泳いでたら、2kg減りました。何か出て行ったような感じ・・・


あと2㎏がんばろうっと。。。

tetujin様 こんにちは

何か…憑き物…ですかね。
そ、それとも。

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