静観
3週間ぶりの外来。
こちらからの報告はコロナワクチンの副反応とその対処。
足のしびれの範囲が広くなったこと。(足先から足裏全体)
後はすこぶる元気。
主治医からは今後の入院予定とお薬(ネララビンかロイナーゼ)はどちらを使うかの話を聞く予定だった。
検査は血液検査だけの予定なので、診療時間の予約より1時間早く行く。
ひとりでも大丈夫だというのに、いつも母がくっついてくる。
診察予約までの1時間でご飯を食べよう。
今日は何が食べたい?と母に聞くとパスタだと。
ローズガーデンにリベンジするか…。
雨だからかけっこう空いていた。
パスタもマルゲリータ…うまし。
血液検査の結果は炎症反応の値が少し高いものの、再発につながる所見はなく良くコントロールできているという。
また、末梢神経障害がでている間はネララビン(抗がん剤)はやめましょうと。
それにしても…あの量の抗がん剤でここまでコントロールできるわけはない…と首をかしげる主治医。
おそらくは、頂いた臍帯血から生まれた免疫力が頑張って見張っているようだと。
血流の少ない表皮などはなかなか見張りが行き届かないが、とも。(顔など)
今は特に問題がないので、無理に抗がん剤をつかって刺激しなくても免疫力に期待、というところか。
と、いうわけでお盆明けにも入院と思われたが、しばらく様子を見ましょう、ということになった。
何か(どこかに腫脹とか)おきたら、ロイナーゼかな…うーん悩ましいと。
臨床的にも不思議な現象みたい。
きっとその場しのぎみたいな治療で、途中で再発…ダメポ…というイメージだったのだろう。
が、自分達の治療を超えて、なんだかどんどん元気になっていく患者に、
「何か…ご自身でしているんですか。」
はい、新しい宗教に…といって笑わそうかと思ったけれど
「フィジカルもメンタルもそれなりに…やっています。」
とわけのわからぬ出まかせをいって、主治医がうーんと頷くのを見た。
でも、こんな駄ブログに北海道から沖縄までいらして下さる方を励みに、寿命を延ばしてこれたのは確か。
家族に友達に…ひとりではとっくに死んでいたわい。
当分入院はなくなり、外来も4週間後となった。
私のために祈って下さったりと、感謝しかない。
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