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2021年8月28日 (土)

mikiログ的怪奇譚~百ものがたり~第50夜

tetujin様より2話頂戴したので、119話 120話としてお読みください。(コメント欄)

ほんわか笑ったりするのも大歓迎です。

こちらにいらっしゃるのはダイバー様が多いのでダイビングでのいろいろを書きたいのですが怖がらせるのが目的じゃないので…。



121話 とある南の島で

あまりにいるので(でも海は極上)次回からは、水晶玉を4つ持って行きベッドの4隅に置いて寝ていたことがある。

自分なりの結界をひいたつもり。

丸くて小さいものの、朝起きても動いていない。

私も蹴とばしたりしないのだ。

最終日の朝、目がさめるとひとつなくなっていた。

ベッドの下はもちろん、部屋じゅう探したけれど見つからなかった。

お守りになってくれたのかと、そのまま帰国。


もう1話

書いてよく確認したら、過去にアップしたものだった。

きょわーーーーい。

でも、百ものがたりのカテゴリーじゃないから、これも入れよう(ひまかっ)

122話

高校時代、夏休みの部活の合宿最終日は肝試しと決まっている。

1年の時はほんと怖かったが、3年になると怖いものはなし。

3年はそこここに潜んで1.2年を怖がらせる役目。

校舎の裏は山で、金網が張ってあるが、人が数人通れるほどの道になっている。

あちこちに置いてあるテニスボールを回収しながら、私が隠れている焼却炉のあたりは最終地点だ。

蚊にさされながら、どうやって出て行こうか…いやボールを足元に投げてみるか…と考えていると後輩たちの声が近づいてきた。

オーソドックスに飛び出してみると

ぎゃーーーーーーーーっ

大成功じゃまいか。

驚愕の顔で後輩がいう

「こんなところにじっと潜んでいる先輩が一番怖いです。」

刺さった…。


 

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コメント

古くは中国が発祥。ぼくの生まれた東北の片田舎に、「モリヒト」なる風習が今もかすかに残ってる。
代々のオガミヤの家系があり、延々と「ハレ」の日と「ケ」の日の、日常と非日常を区別していたようだ。
といっても、時は流れ、人々の信仰も風習も変わる。「モリヒト」の風習もいつの間にか廃れ…。

そいつが、幼い頃の友達だった。
変わったやつだったから、いつも学校でいじめられていた。それでも家が近所ということで、そいつといつも一緒に下校していた。こっちが、なんかの用事で遅くなっても、いつまでも校門で、ぼくを待っているヤツだった。

ヤツが学校でいじめられ泣いて帰る途中、いつも、変なおじさんが声をかけてきた。いつも同じ格好をしたおじさんだった。
そのおじさんが、だれともわからず、そうした日々を過ごしていた。

友人は、父親の事業の失敗とかで転校。それきり、その変なおじさんを見かけることは無くなった。
だけど、大人たちも「モリヒト」さんがいなくなったと噂していたから、あの変なおじさんと関係があるのではと思っている。
もう確かめるすべはないのだけど。

tetujin様 こんにちは

本分の方にも転載させて頂きました。
古く残っている地域由来の話は王道ですね。
最後まで謎もとけないし。

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