遅咲きすぎるブロ爺

同じ屋根の下に住みながら、いつもメールを送ってくる父。

入院中ならいざ知らず、退院した今でも送ってくる。

一日に何度も…大量投下の日さえある。

内容は別に私にむけたものでもなく、日々あったことや政治への不満だったり、いろいろ。

友達に送る宛先に私も含まれていたり。

暇爺さんのつぶやき…皆さん毎日送られるのはいかがなものか。

…と、ひらめいた。

こんな筆まめ人間こそ、ブロガーにしてやるのだ。

とはいえ、ココログデビューさせるわけにはいかない。

私、まわりの人の身バレにつながる。

適当にみつくろって設定してあげたら、あら不思議。

立派なブログができあがりましたとさ。

やた!! ブロガーデビューおめでとう(棒)　パチパチ。

すごいっ　まるで作家になったみたいだ!!!!

大喜びの父、もう少し早くはじめさせるんだった、と少し後悔した。

今後は父娘ともどもよろしく…などとは決していいません。

この親にしてこの娘ありと笑われそうだし、何気に文体が似ているし、誰も見ないからと本名丸出しだし。

プロフィールも、あんなに長文…張り切りすぎだし、転勤したところ全部書いてるし。

どんどん質問がきて、こちらの仕事が増えた感がぬぐえないが、さっそくひとつ投稿したのもつかのま、また続きを投稿。

1回目の記事の最後に「明日に続く」と書いてあったと思うが。

「別に、いいんだよ。日付はみないだろう。」

ん…そうでなくて。

いいおもちゃを与えてしまったな。

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