バッシッシ!!!
口腔外科の朝は早い。
朝一の抜歯のために8時前には新宿到着。
まさにまな板の上の鯉。
あらかじめ計ってくれといわれた血圧は、いつもより10以上高い。
何度も抜く歯をたずねられる。
右上の一番奥の親知らずです、はい。
まず綿を噛んで表面の麻酔。
そして、注射による局所麻酔。
これは痛いと聞いていたが、骨髄穿刺、髄注にくらべたらほぼ痛みはないといえよう。
そして、いよいよ抜歯。
これは、ガンガン響くし麻酔きれたら痛そうかな…。
鼻の手術とどっちが痛いのかな…と思っているわずか数分のうちにしゅーりょーーーーーっ。
ガーゼをかんだまま退出、二度と来なくていいという。
次の週あたり「見せて下さい」というのかと思ったら。
その後、ポートフラッシュと、今日は一連の針地獄。
外来では、その頬の腫脹が白血病の由来かどうか、もう少し経過観察する必要がありますといわれる。
確かに数日前から、頬全体が腫れていただけだったのが、小豆状の小さなゴリゴリがあちこちにできている。
顔のCTや歯のレントゲンを撮り、血液検査も大丈夫なのに、この心に鳴り響く警鐘はいったいなんなのだ。
歯を抜いて9時間たつが何の痛みもない。
麻酔はきれているはずだが…。
親知らず…いかがなさいますか、と聞かれ、皆さんはどうしてるのでしょう?と聞くと、
6~7割の方は処分して下さいと言われますね。
ではご処分ください…とはいったものの、小さな象牙のような、何年も支え続けてくれた親知らずを持って帰ったらよかったのか…。
しかし、どうしたら…。
そして又せっかく月一になった外来が週一になってしまった。
××××
抜糸⇨抜歯 まちがってUPしたのに、本人が気づくまで笑って見逃して下さった皆さま…スミマセン。
« sei ten ten 第3話 | トップページ | 名代 »
コメント