爺さんとカメラ
父が出かけていてもうすぐ帰るかな、という時間に父あての電話が入った。
父が懇意にしていた車屋さんと名前が似ていたのでてっきり…と思ったが、よく考えたら車は手放したんだった。
どうやら、カメラの査定の約束をしたが近所まで来ているので早めに伺ってもいいですか??的な…。
そんな内容だった。約束の時間より1時間早いようだ。
はーん。午前中につかまっていたのはこの電話だったのか。
父は不在だと告げると、またかけるといって切れた。
携帯とかお持ちでおでかけですか、との問いにはセオリー通り「いいえ」と。
このすきにネットで口コミとか調べてみる。
今ではかかってきた電話番号の検索でも、いろいろ出てくるし。
買い取り業者といっても、胡散臭いところもある。
第一、私の方が買い取りに値するカメラを持っている。
口コミでは、買い取り希望の品を価値のないものと判断されると、では貴金属は…という流れになったという話が。
これは、けっこう聞く。
うちにもよく直接くるのだ。
そうこうしているうちに父が帰宅。
父は二束三文のカメラだから、それを売るだけだよ、と。
ますます貴金属路線じゃまいか。(まっ貴金属もないわけだが…)
秘密のライカとか持っているのかと思ったぜ…。
そして電話がかかってきた時、父は家に来させず、近所で待ち合わせることにしたと言った。
古物取引である。
お互い様に身分の証明が必要なはずのに、父はカメラだけ持って丸腰状態で出て行った。
やはりなんか怪しい(私からの刷り込みだと思うが)から帰ってきたとの事。
本社に聞いてみないと、とかなんとか言ったみたい。
そんなカメラであるはずがないし。
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