なくて安堵の胸をなでおろし
外来の日。
今日の私の聞きたいことはただ一つ。
肺のブラ、一択。
絶対に血液検査の結果もいいはずだし。
再発はしていない。
もう、これは確実。
でも、気胸になったら死刑宣告と同じ。
ダイビングのできないからだとなってしまう。
診察の前に呼ばれてCTの予約表を、いつもなら看護師さんからもらうのに、本日はドクター直々に頂く。
この時とばかり
せ、先日旅行先でぎっくり腰になって!!といきなり話し出す自分。
(ちょっと神妙な顔のドクター)
ぜ、全然骨は大丈夫だったんですが、レントゲンご覧になった先生が肺にブラがあると仰って!!
(何いってんだ?こいつ顔でにこやかなドクター)
CTって、もしあったら写るんですよね。ブラもっ!!
(何言ってるかちょっとわからないと言いたげにほほ笑むドクター)
『このあたりから(ご自身の首の下あたりに手をあて)写しますから、わかりますよ。大丈夫。』
CTを撮って診察に。
4階から降りてくる私に先駆けて、ドクターのところに画像がまわっている。
先生は画像をみながら、ブラの説明をして下さり…
『ありませんよ。ブラ。』
主治医の先生はご存じのはずだと思いますよ、ぐらい言われたんですよ。
『はっはっは。レントゲンは情報が少ないんですよねぇ。見間違えるかなあ…ブツブツ』
過去にさかのぼっての画像をもみて下さり
『ないですね。』
あったら、どうしようかと。気胸になったらダイビングできないし。
『そうですね(きっぱり) できませんね。』
よかったです。あ、はい伊豆のお土産です。小腹のすいた時にどうぞ。
『あ、ありがとうございます。』
(笑いをこらえている風)
と同僚さんに配ったのと同じ桜エビせんべいを出しつつ嵐のように去っていく変な患者。
にしても…よかったぁ。
最近のコメント