サイドステップは善行か
さきほど父が帰宅して、電車の中で席を譲られたのだと言った…。
早い、早いではないか。
先日娘の私がサイドステップでお年寄りの席を確保したと思ったら、もう父に返ってきたではないか。
と、感動したら。
「ショックだった…。」と父。
え…何がショックなのだ、脊椎管狭窄症で病院通い、あいたたたって感じで電車に乗っていれば「譲ってください」と言っているようなもの。
それに、以前会社の先輩で59歳の方が白髪を染めていないせいか、若者に席を譲られたと言っていた。
に…くらべたら、もうもうもう、なのだ。
若者から見たら、いや、娘の私からみても、もう…りっぱな爺さんなのだ。
私は、その見ず知らずの若者に心の中で手をあわせた。
ありがとう。
若者は爺さんを傷つけるつもりなど、もうとうなかったのだ。
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