もういやだ、と思っている人へ
いっぱしに病気に勝った気でいたけれど。
俗世にもどって1年余。
悩みの種はつきまじ。
自分のからだの心配をしている暇もないほど。
これが「生きていること」というならば、生きるということはどんなに大変なことなのか。
あらためてわかった気がするのだ。
それでも前を向いて生きていく。
それが人生なんだとは、わかっているけれど。
こうまでして生還した意味はあったのか、とすら思うこともしばしば。
だからといってあきらめてはいけない。
生きているだけで、すばらしいのだと。
今、新しい環境になじめない人もたくさんいるかもしれない。
でも、必ず「あの時死ななくてよかったな」と思える日がくる。
だから死んではいけない。
若い時はもっと思い悩んでいたと思う。
悩みの種類はそれこそいろいろだった。
小さい時もそう。
転勤族だったから、何度も転校してつらい目にもあった。
いじめだってあった。
登校拒否もした。
それでも生きてきた。
自分から死んではだめなのだ。
それは、生まれてくる時に誰かと約束しているはずなのだ。
それを違えないで一生を終えれば、たいして何もなかったよな、と思える人生でも
「よくやった」
と、その誰かに褒めてもらえると思うのだ。
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