一般病棟にうつってリハビリをしていた去年の私は、いつも近くで誰かが寄り添っていてくれることに気づいていましたが、それは誠「今の私」でありました。
もちろん、大切な人々の思いが支えてくれたことが一番なのだけど。
今、私はいつでも心を治療中のあの日々の私に向けています。
時間軸とか、四次元とかわからないけれど、「大丈夫」と、寝ている私に、吐いている私に、甘栗1つ食べて喜んでいる私に寄り添っているのです。
手を握ることもあります。
痩せた肩に手を置くことも。
深い海の底に身を横たえたような私に、ひたすら「大丈夫」と。
昨年の3月、このブログにこんなことを綴っていました。
まっすぐじゃない道を歩き、電車に乗って、揺れる車内で立ってたり。
それができた一日の終わりのなんと達成感のあることか。
そして満開の桜の可憐な花々が運ぶ春の匂い。
生きていることの不思議な旋律を楽しみながら、ありがとうとつぶやいてみます。
この気持ちを忘れないように、私らしく生きていきたいと思います。
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