かわらないこと
昨日は、臍帯血移植をしてからちょうど一年。
そんな夜、テレビで本田美奈子さんの特集をしていました。
彼女は臍帯血移植のあと、退院してからわずか1か月で再発して帰らぬ人となったわけですが、再発と告げられたあと、もう一度あのつらい治療をするのはいやだ…とノートに綴っていました。
いや、ほんとそう、あれは勘弁…。
そして、すぐに入院しなくてはいけないところを、3日待ってもらい、その間にいろいろと片付けをしたみたいです。
もう、帰ってこれないかもしれない…と思われたのでしょうか。
私の場合、入院中に「エンディングノート」を書き始めましたが、まだ完結していません。
漠然と、万一のことがあったら「散骨」にしてもらいたい、などと考えていました。
調べますと、船に弱い家族のために「キャプテンおまかせコース」などというのもあるみたいです。(家族は港で待っているのかなと)
愚弟は吐きながらも乗船してくれるはず。
ぜひ、大好きな太平洋の真ん中にお願いします、激流カモン!!!
送り出すときは、ぜひ「No One But You」をかけて欲しいとか…。
そんなこと考える時は涙は出るけれど、きっと身をさかれるような悲しみを覚えても、その悲しみはいつか癒えて、私との楽しかった思い出で笑ってくれるようになるんだろうな…と思っていました。
Cryin' for nothing Cryin' for no one No one but you
そんな風に思われたいなと…。
それは、絶望とかではなく、どこか清々しくはかない思い出として私の胸の中にあります。
これは、かわらないことだと。
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