mikiログ的怪奇譚~百ものがたり~第43夜~
説明のつかない事を「気のせい」とするのは簡単。
一人暮らしなのに同居感のある生活をしている友達がいます。
匿名希望のとくちゃん、としておきましょうか。
その謎の同居人が、最近とくちゃんが寝ている間に、イヤホンをぐるぐる巻きにすると言います。
どんなにまっすぐにして置いておいても、とのこと。
「泥棒じゃなかったら、夢遊病じゃね??」などと毒づく私。
証拠の画像が送られてきました。
一目みて、とくちゃんの仕業じゃないことがわかりました。
まねしようとしても、ちょっと…。
ということで、105話(104話はtetujin様)は、初「画像」ものです。
信じるか信じないかはあなた次第ってことで。
それで、私もやってみることにしました。
置く場所を確保するので、あたりを片づけているうちに、もう既に一か所巻かれてたんです!!
でも、気のせいかもしれないので、検証します。
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写真をいっぱいっとてると、ん?これは っつうのが撮れることがあるけど、すぐにデリート。。
なので、写真は無理っす。
先日、地下鉄に乗ってて、目の前に座ってた女性が
「キャーッ。だれか取って!!」
と急に叫びだした。
見ると彼女の長い髪の毛に小さなセミがとまってた。
なんでクマゼミ?という疑問は置いておいて。。都心を走る地下鉄のどこからセミが入ってきたのだろう。
彼女を安心させるつもりで一応笑顔を見せて、セミを手づかみ。小さなころは平気でセミを素手で捕まえてたけど、久しぶりだから笑顔のつもりでも顔がこわばってたのかもしれない。
彼女はといえば、
「はやくどっかに持てってよ」のリクエスト。虫が嫌いなんすね。
次の駅で降りて地上に逃がしてあげようとドアの方向へ向いたら、電車の中の人波が割れて道ができた。事情を知らない乗客たちは、白い目でぼくを見ている。きっと、ぼくがなにか悪いことをしたんだろうと。。
駅に着き、長い階段を上って麹町の地上出口へ。夜更けの夜空に逃がしてあげると、セミは初めて「ジッ」短い鳴き声を上げて飛んで行った。
そのとき、小さい頃、おばあちゃんに聞いた話を唐突に思い出した。
「季節外れのセミは、死んだ人が家族に会いに来るんだよ」
何匹もセミを捕まえては殺してたぼくにはにわかには信じられない話だった。
あのセミもあの女性に会いに来たんだろうか。また来年来るよと挨拶をして飛んで行ったように思えてしかたない。
写真を撮っとけば良かったかも。
・・・話が長いっすね。すまそ(死後) m(_ _)m
投稿: tetujin | 2018年8月 4日 (土) 23:12
tetujin様 こんにちは
106話をありがとうございます。
虫が霊より怖い私としては、救世主のような乗客さんじゃありませんか。
蛍もそのような話がありますね。
カナブンが毎日ベランダに同じ時間に来たことはあります。意外と…。
投稿: miki⇒tetujin様 | 2018年8月 5日 (日) 14:18