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メソトレキセート(黄色い24時間入れる抗がん剤ね)との相性が悪いらしく、ずっと頭痛がしていました。
以前にも書きましたが、私に効くのは⚪⚪という頭痛薬一択。
多少寿命が縮んでも飲ませろ、、と思ったのが、頭痛が5日も続いた頃。
ようやく今までのから、違う薬が処方されましたが、効かない。
ついに生まれてはじめて頭が痛いのが一週間以上続いた朝、⚪⚪の主成分と同じ主成分を持つ薬がやってきました。
わがままを許してほしい。
絶え間ない頭痛って、つらい!角材の角でゴンゴンやられてるみたいな感じが、あら軽減されてきたみたい。
首の懲りもね!
お友だちのご主人が、アメリカにご栄転とか。
今生の別れじゃないからね。
必ず会いにいくから。
遠いけど、地球上だもの。
別れというものは、そこここに転がっていて、すごく身近で。
それでもいつか必ずまみえると信じて、送り出す。
それでもいわずにいられない。
今までありがとう。ありがとう。ありがとう。
時々、自分は病気なんだということを忘れてしまいそうな時がある。
友達と病気以外の話をしている時なんかは、お弁当広げてるOL以外の何物でもないし。
笑いこけてる時は尚更である。
ぶらりと愚弟がやってくる時も同様である。
以前、無菌室にやってきた弟が、テレビを観ながら『あれなに?』
有名な「かんげん、白狐、おんまえに!」のシーンで、かんげん君が花道をひょこひょこいくのが、かわいらしく映っていたのだ。
『狐のステップかと思うよ』
姉はふとんに足をとられながらもやってみる。
こちとら枯れても白血病患者である。
二人でゲラゲラ笑う。
『あんだよ、、かんげんくんが一人で飛ぶと思ったのは日本中で、おいらだけかよ?』父に抱かれて手を振る子をみてまた爆笑。
茶の間でテレビみて笑う日も近い。
今日までで抗がん剤の治療コースは終わり、その後の苦しみと戦う毎日が待っている。
また無菌室に入ったり、輸血したりするみたい。
そうそうやられっぱなしというわけにはいかないのだ!今度は早く帰らなくては。
どうやら、いい感じで薬もはけているらしいし、頭のなかに悪いのは(菌というか、病気という意味ね)いないみたい。
昨日から、お見舞いの品々を食べている私です。
ありがとう!病院のものはパスでも、、食べられるものはまだありんすなぁ。
なんだか、茄子の揚げ浸しがたべたいな。
今度帰ったらつくろう。
ここのところ、酸味ものはパスだったけれど、この間帰宅した際、温野菜におろぽんは平気だったよ。
元気よく帰宅するためにも、たくさん食べないとな!
女戦国大名とも言われた寿桂尼が逝き、直虎は読経を上げるのでした。
小国伊井は、徳川につこうとしますが、虎松の母しのを上慶の実家に人質にとられそうになり、虎松は小さい胸を悩ませ、あのてこのてと考えます。
心君、うまいですな。やぱり。
母も嫁いで10年ほどで亡くなるのですね。
今生の別れですかね。
梛の木をそっと植えて行く母心なのでした。
梛は、戦地に向かう武士が鎧などの武具に葉をつけて無事を祈ったり、仏教徒が熊野大社からの参拝から無事帰ることができるようにと、その葉を笠につけたりしたものといわれています。
その頃、氏真も
武田との戦を決意し、伊井に魔の手を伸ばすのでした。
毎朝10時、ワゴン車がエレベーター前にやってくる。
そこには患者が必要になりそうなものが一点位ずつ積んである。
なんと不思議なことに、私の好きな三点セットが搭載されている。
カルピスウォーター、ボンタンあめ、ジャンボムシケーキ(プレーン)
この三点が揃うことはなかなかないのだ!
とくに、カルピスウォーターは280mlというサイズでなくては!
すばらしい!
ほかにもわざわざ家から用意したものや、持ってきてもらったものがいいサイズでワゴンをにぎわしているのだ。
さすがでありんす。
病院のお食事がとれない場合、昼は600キロカロリーというところだけど、ジャンボムシケーキとカルピスウォーターで585キロカロリーなのだからオッケーということで!
さぁ…。
どっからでも「かかってこんかい!!」
鼻息も荒く始まりました。
大量MTX Arac療法のスタートです。
本当ならば、またハイパー…の表からはじまるのですが、私に効果のあった大量…からはじめることとなりました。
前は表でヘロヘロになったところで(ここで退院できる人も多し)続けて大量…に入ったので、白血球とお前とどっちがヨレヨレなんだよ、という感じでしたが、今回は違います。
耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び…というのは、もうおしまい。
と思いつつ、あの黄色い点滴をみると…。
勝手に吐き気がしちゃうのよ~。
いやいや、もう味覚障害もないし、口内炎もないのだ。
私の回復力をみよ。
焦土と化したモスルのままではないのだ。
...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。
さて、目の上の腫瘍から眼科を4科受けて病が発覚したので、闘病記はカテゴリー「mikiの眼の上のこぶ日記」からご覧いただけますが、カテゴリーにはさまざまな記事がありますので、ぜひ楽しい(だけの)記事にも遊びにいっていただきたいです。
またスペースの関係上、左側には10か月分しかでていないバックナンバーですが、2009年12月からやっていますので、何かの縁ですから古い記事もご覧いただけたらと思います。
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今後ともよろしくお願いいたします。
毎朝の楽しみといえば、朝食をとりながらの『奇皇后』
タルタルという変わった名前の軍師がでてくるのだけど、ワン・ユ(ヒロインの愛する高麗の王様)やタファン(ヒロインのことを愛する元の皇帝)を押さえて私の推しメン。
母などは、タンギセ将軍(ヒロインに横恋慕の悪役)がいいなどと。
韓国ドラマは、脇役がいい(^○^)
問題は、一番いいところで回診がきたりするところ(笑)
さて、私の場合は、自分が軍師でもあるので、兵法にのっとり?戦い方を考えるのも自分だったりする。
自宅では、夜寝るとき以外からだを横たえることをしなかった。
つまり、からだを常に横にせず、縦にしている方がいいのでは、と。
前回は具合が悪いので、横になっていた時間が多かったけど、今回は作戦変更。
首から再びCVラインを入れて、また熱を出すという、、いかんいかん!
準備万端、治療に備えます。
...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。
さて、目の上の腫瘍から眼科を4科受けて病が発覚したので、闘病記はカテゴリー「mikiの眼の上のこぶ日記」からご覧いただけますが、カテゴリーにはさまざまな記事がありますので、ぜひ楽しい(だけの)記事にも遊びにいっていただきたいです。
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病院についたとたん、カード(コンビニやテレビ、冷蔵庫に使える多機能カード)にチャージして、忘れるっていう失態。
冷蔵庫に使おうとして愕然。
一階に戻ったら『あった!』奇跡!!
病室に戻ればすぐに採血やら、血圧、検温、心電図にレントゲン。
午後にはあの腰椎穿刺までやると。
心電図をはかりに行くと、ずいぶん力が入っているので抜くよういわれる。
長年健康診断などで心電図を測ってもらってるけれど、そんなこと言われたのはじめて。
なみなみならぬ決意と意気込みで全身に力が入った?
入院直後には平熱で血圧も安定してたのに、3時間後には微熱、血圧もまた低くなって、入院仕様の私、、みたいな。
腰椎穿刺にびくついてる場合じゃない!でもでも、、
そうこうしているうちに血液検査の結果表がやってきた。
我が家でのんびりしたのが、よかったらしく、心配された肝機能も正常値なら、白血球(普通の)も上がり、血小板や網赤血球は人並み以上でh(ハイ)の文字まで。
治療に入るには万全みたい。
ついに呼ばれて腰椎穿刺に。
結論からいうと、最初の麻酔の注射は痛かったものの、ビリビリ感ははるかに軽減されて、病室まで歩いて帰ることができたの。
私が密かに思うには、骨髄穿刺や腰椎穿刺はうまい下手があるんじゃないかな。やけに痛かったりする先生と、うまい先生と。
とにかく、この間は車イスで帰還したし、あまりのしびれに悶絶の一時間だったから。
入院一日目はこんな感じです。
明日の朝病院に戻ります。
今晩は、我が家のお気に入りのトンカツ屋さんにぶらぶら歩いて行きました。
海老フライが食べたい…!!
ということで、ヒレカツと海老フライとカニクリームコロッケがついているセットにしました。
キャベツとサラダは父に、ポテトサラダとコロッケとアイスクリームは母にあげました。
食べ物に関してはわりと厳しい鉄の掟みたいなのがありまして、生のものは食べられません。
できてから2時間以内のものに限る、だとか「菌」ものはダメとか…。
トンカツとエビフリャーはおいしく頂きました。
このお店はタルタルではないので、大丈夫。
卵も半熟はダメなのです。
食べ物から感染することは多いみたいなので。
あっという間に3kg増量。
あ、アイスクリームは、中フタのついているハーゲンダッツはOKなのです。
昨晩おいしく頂きました。
寝る前に食べるのが「増量」のコツ。
武田信玄が重厚な雰囲気の松平健氏でしたが、この配役はどうでしょうか??
武田義信自害により、気賀を治めたいと陳情に出向いた直虎達は出鼻をくじかれた形となってしまいます。
寿桂尼にも心をみすかされ、デスノートに名前を連ねてしまうことに。
結局は気賀をも治めることとなった直虎ですが、城代は方久にまかせることとします。
そろそろ時代が動き始めますね。
ファンも多い但馬ですが、お別れの時が近づいてきましたよ。
武田と今川の戦いの渦に飲み込まれていく今後の直虎達ですが、どのように描くのでしょうか。
但馬(政次)は、井伊思いの戦士として散らせるのでしょうか。
そして龍雲丸達の運命は??
家康がついに絡んできて、直虎のただ一人の女友達瀬名の立ち位置は??
直虎も後半に入りましたが、目が離せなく…なるでしょうか?
海の日を、病院のベッドで過ごすことなく、実家でのんびりできた事は、この上ない幸せだと感じています。
自分が病気だということを忘れてしまうくらい、調子がよく。
少し感じるのは、両手の指先がピリピリしびれている事。
昨日は南極の深海を、今日は沖縄の海をテレビで堪能しました。
地球上の素晴らしい海を、お茶の間でみているだけでしたが、今の私には充分でした。
どんなに海が好きなのかと、テレビの中の海をみていて思いました。
そして、自分の足で歩いて、ふたたび海に身を沈めるという約束を自分にしました。
実家での短い夏休みはもうそろそろ終わりですが、思うところの多い数日でした。
おいしいものをいっぱい食べて、公約通り2kg増やしました。
自分に約束をたくさんしました。
家族とお話をたくさんしました。
私の海の日は静かに終わろうとしていますが、365日、日々是海の日というのはこれからもずっと変わりません。
同じ「型」の骨髄移植が見込めない中、臍帯血、という話もあるのですが、赤ちゃんのものなので、大人の骨髄に較べたら、やはり免疫力は低いとのこと。
腫瘍がある場合、もともと私の中にいる悪い白血球と戦うのに、たとえば同じようで少し違う「型」が、私の中に入ると『いい感じ』でしのぎを削り、ライバル心よろしく戦うらしいのです。
つまり、今のままですと、愚弟には声がかからないのですが…。
声をかける可能性もゼロではないとのドクターの話です。
すっかり、「お役にたちませんで…」と一線を退いた感のある愚弟にメールしてみる。
短く返事が返ってきた。
『よしっ! いつでも こい!!』
こいつの骨髄、実は『骨』があるんじゃまいか??
お願いすることがなくっても、見習わせたいぜ、おいらの骨髄に。
久しぶりに、外に出る。
重いものは老母にまかせて。
洋服を着たのも、階段降りるのも、ホームに立つのも、全部が久々。
我が街への電車はトラブルで遅れていた。
途中、何ども降ろされる。
それであと1駅という駅からタクシーに乗って、やっとたどりつく。
た・だ・い・ま(≧∇≦) あいむほーーーーむっ!!
おうっ おかえりぃ と父。
懐かしいというより、当たり前の風景。
若干疲れている、と思ったけれど、家に帰ればやることが山積み。
なんとなく力がみなぎってくるのがわかる。
「今日、全部しなくても」
心配する母。
それでも、がっつんがっつん作業する。
何かあるとすぐ熱を出していた入院中の私とは違う。
試しにはかってみると、36.1度。
常に微熱っぽい私はどこへ行った??
さ、風呂にはいろーぜっ!!
お風呂に入って、どこかでみたものをまのあたりに。
それは、ずいぶん前に紅海に行った時に観光した考古学博物館でみたような。
我が家のお風呂にはおっきな鏡がついていてね。
そこにうつっていたのだ。
ザ・マミー ヾ(.;.;゚Д゚)ノ キャー
ややや、自慢の6パックはどこへ行った??
(はなからないが…`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!!)
いやいや、もっとふとらなければ、大変!!!!!
それでもハッピー我が家なのである。
肝機能の回復のみ、やけに遅れをとっている。
ドクターに『お酒好き?』と聞かれ、退院中はちょっと一杯のみたいだろうけど、がまんしてねと釘をさされた。
まるで酒飲みだから肝機能の働きがわるいといわんばかり。
抗がん剤のせいですから!
家にいるのは一週間。
やらなきゃいけないこと山積み。
また、 私の型ですが、けっこう変わっていて、、普通20人位ドナーさん(同じ組合せ)がいて、一人くれるかどうか、らしいのですが、なんと三人だそうです。
早い話がいないってことと一緒みたい。
なので、さい帯血から頂くか、若干違うけど、の愚弟に声かける可能性もゼロじゃないみたい。
とりあえず、明日から体力つけて、移植しなくてもいい完全寛解めざしますね。
急に白血球が増えたからといっても油断大敵!
でも、採血がかなり好結果だったみたいで、退院できそうとドクター。
『そのあと、同じ治療をしていきます。』
はぁ、、あの裏治療『大量MAX AraC』で、またよれよれになるのね。
そして、水曜日と言ってた骨髄穿刺が、本日午後になり、さっき、午前中にやりましょうと。
最初にくらべて、からだがいやだといっている。しかたないか。
もうすぐ終りか、と思った頃、挿した場所が、あまり骨髄がとれなかったらしく、場所をずらすとのこと。テンションだださがり。
かなり頑張っていただき、お疲れ様でしたと言われる。
今その場所を圧迫しつつ、ベッドにころがっている。
隣のベッドに薬剤師さんがきて、抗がん剤の説明をしている様子。
『100人いたら、今は93人は吐きません。』
ふうん…少数派が、隣のベッドでころがってますよ。
と、いうことで皆の衆!一時退院が決まりました!
これはひとえに皆様のおかげです。一人じゃ頑張るのもつらいもの。
さあ、娑婆の空気をすうぞ!
ほぼ、直感的に食べられそうなものを、院内のコンビニでみつけた。( ^ω^ )
たまごボーロである。
ミニボーロ(カルシウム強化)とあり、小分けの袋が5連になって、ぶらさがっていた。
味覚なんてよくわからない赤ちゃんの時から食していた一番好きなお菓子で、この駄ブログにも登場することしばしば。
ベッドの上で食べる。
なんと!
おいしい!!
ほんわり、甘い。
唾液でつぶそうと、かりかりかもうと、あの優しいおいしさはそのままなので、感動すら。
はやく気づいたらよかったね。
骨折して以来(このかた)、頭が痛い、足が痛い、手が痛いと、とある薬を飲みまくり。
ほかの鎮痛剤はなかなか効かないので、骨折で入院している時は、先生に頼んだほど。
数ある鎮痛剤は、ほぼお試し済。
お守りのごとく、各部屋、勤務先、バッグの中、ロッカーと。
これって依存症ってやつでしょうか。
今回も頭痛薬がまるで効かないので、いつもの⚪⚪を処方してもらえないか聞いてみた。
ドクターいわく、⚪⚪はきれがあって、すぐ効きますが、⚪⚪の成分は血小板が少なくなる副作用があります。ただでさえ少ない血小板(ドクターは、血小板の輸血のため、おいらの病室にきていた)を減らすわけにはいかないので、血液内科としてはおすすめできないと。
お! え?
まさか、まさか、、それが原因かよっ
ドクターにきくと、、前に抗がん剤を使っていたらまだしも、健康体が⚪⚪を飲みまくって白血病になったという症例はないです。
私が初かも、、どのみち、いやあんまり薬を飲みまくるのは良くない、つまり⚪⚪と決別する時がきたのね。
夜間に寒気がして、冬でも履かない靴下を履いて寝ることに。
え?えー!!
でん六のポテピと亀田のバタピー&柿の種は、おつまみ二大勢力ってことで、母にお願いして持ってきてもらった。
これでビール呑めるのはいつの日か。肝機能回復の点滴の下で小袋あけて口に入れてみる。
ぐえっ!!まずっ!!
なんじゃこりゃ!
こ、これが、、味覚障害ってやつか!
食べたことないけど、砂ってこんな味かしら?
これは、、もとのおいしさが魂にしみついているだけに(なんておおげさな?)ショックだった。
そのあと、えみちゃんがお見舞いに持ってきて下さった『桃ゼリー』は絶品。
つまり、甘いものは大丈夫で、塩味がだめになってる?
いやいや、いつかは戻るのだから、これくらいは我慢しなきゃね。
血小板の輸血をはじめて、ちよっとしたら、右腕にちくっと感じた。
ぷくっと腫れてる。蚊?
無菌室に蚊?
ダニかな?ポリポリ掻いていると、看護師さん入室。輸血中は熱や血圧をしょっちゅう測らなければならないのだけど。
看護師さんにみせると、ドクターたちもどやどやとやってきた。
なんと、アレルギー反応らしい。
え?なんか見ためダニっぽいよ。
輸血は落ち着くまで中止となり、薬を飲むようにいわれる。
後から来たドクターも、これは間違いなくアレルギー反応なので、様子をみましょうと。
看護師さんも『遠慮なくナースコールしてほしい』
アレルギーなんて、、と思ったら、もっと重篤な症状になるかたもいるみたい。そっか。自分のじゃないんだものね。
まして、骨髄なんて、、と考えかけて、、やめた!
愚弟の型(HLA)が、途中まで一緒だけど、細かいところが違うと聞いた。
これで、もちろんそれ以上合う人が見つからずに、ある程度一緒の身内からもらう人もいるという。
私の場合、もっとぴったり合う人探しの旅にでることとなった。
実の弟とも合わないのに、他人様と合うのか?
実は組み合わせの問題で、一万とおり以上?あるので、細かいところまで合う人もいるし、なぜか外国の人と合うこともあると聞く。
何となく、そんな気がした。
また、もしも、頂くのがさい帯血となればは凍結済のものを頂くわけだが、小柄な人ではないと無理らしい。
お!コンパクト!
外人イントラに『ミキサン!コドモサイズ』といわれたわたしの体型ならば大丈夫らしい!?
さっき、愚弟が、残念ながら合わなかったみたいだねとやってきた。
どこかホッとした私。
ありがとう。これからお世話になる、おあいしたことのないどなたかに、七夕のお祈りを捧げます。
弟のことを書いたら、たくさんメールを頂いた。
お電話も。
最初はかっこつけて、自分の存在意義は?なんて考えて、こんなに迷惑をかけながら、生きてていいのか?なんて。
じゃあ、質問です。パチン!(ちえみ風)
mikiちゃんは、今まで人に迷惑をかけながら、生きてきませんでしたか?
ずっと、ずっと、まわりの人に迷惑をかけながら、生きてきたの!
人の世話にばかりなってきました。これからもおそらくは、こんな事だろう。みんなに大事にされて、そうしてのほほん顔で、生きて来ました。(文豪のパクりか!)
じゃあ、これからもそのままでいいんじゃね?
変わらず大切に思ってくれる人達が待ってる場所にいざ帰らん。
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都議選が気になって(都民じゃないのにね!)直虎どころじゃなかった?
女城主小池さんが、勝ちましたね。直虎も頑張っていたけれど、彼女の主張がすぐに商人や武将に届くのがちよっと。(笑)
龍雲丸の過去も少しずつ明らかになって、、
気賀の城の普請の話より、町が二つに割れてもめる(石の投げ合い)シーンもありましたが、なんと単純な。
城下町の方が仕事がしやすいよ、とかお役人の締め付けがひどいよ、とかは経験がものをいうような。
先日、平日のまだ日が高い時間に愚弟がやってきた。
採血と、説明をうけるためである。
私に骨髄移植する場合は、白血球の型があわないといけなくて、兄弟間でも確率は25%といわれている。
私が考える骨髄移植って、ベッドを並べて築地の、いや豊洲の、まてまだ築地の黒マグロ、本鮪(なんでもいい)のごとく並んで直に受けるものだったけど、それだと私のコンディションが悪い場合、スタンバってるドナーさんがせっかく3日も休みをとったりしているのに、移植できないことになる。
と、いうことで、今では双方のコンディションをみて、ドナーさんから得たものを凍結する方法もあるらしい。
それは、あの骨髄穿刺を長くやるイメージとは違い、腕からいけるらしいし、こちらのコンディションにあわせていつでも移植できる。
でも、それこそこんなコンパクトなからだとはいえ、決められた分頂く?わけだから、腕からはなかなかとりきれないこともあるらしい。
しかも、7日も入院するのだ!
とりきれない場合はとった分無駄に、、?
愚弟いわく、どのみち長期で続けて休まないといけない休みが残っているという。
ひょんなひょひょに〇*△※*
(そんなことに使わないでよ。)
結果は今週でるけれど、いったい、合った方がいいのか、合わなかった方がいいのか、全くわからない。
合併症その他のリスクが兄弟間なら少ない?
私、誰にでもあわせてみせます。違うか。
入院してからこっち、人前で泣いたことなどなかった私が、弟が帰ったあとに、看護師さんの前で号泣してしまった。
家族のために仕事仕事で頑張って、やっと休める長期休暇を、なんで私なんかの為に使わないといけないのか。
ただし、泣いても答えは出ない。
父など、夢で二人(弟と私)が縁日に行って金魚すくい(長いから割愛)をしていたので、絶対合うと言っている。
別に合わなくてもいいのだ。
合ったらありがたくいただきます!なんてスタンスでいいの?
双子みたいに思えることも、まるで違う星から来たように考え方が違うこともある私の弟。
彼はいったいどう感じてるのかな。
...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。
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今後ともよろしくお願いいたします。
私の好きな作家、ジャック・ヒギンスの超名作に「鷲は舞い降りた」という冒険小説があります。
テロリストを悪い白血球、市民部隊をいい白血球や赤血球たち、輸血を落下傘部隊として表現してきました。
語弊はありますが、抗がん剤は空漠など、自分でもわかりやすいかと自画自讃、、てな。
今日は落下傘部隊の他、血小板のみの輸血が行われる予定です。
落下傘部隊の中でも、精鋭中の精鋭。
もはや、血液の赤ではなく透明。
本日の私のからだを旧市街モスルとすると、モスルからはついに人がいなくなったらしいのです。
ドクターいわく『これで悪い白血球もいい白血球も間違いなくいなくなりました。』
絶え間のない頭痛はありますが、なぜか、この小説を思い出しました。
小説の作戦は失敗というなかれ。
魂が震える名作を想いだし、名もなき戦士たちの戦いを讃えつつ、静かに祈りを捧げる一日。