偽物の愚弟と話してみる

一昨日、母からメールで

○○（愚弟の名）から電話があった。

なんか様子が変だった。

声が違うといったら「風邪をひいた」と…。

それ、振り込め詐欺じゃね? と返答。

典型的ですな┐(´-｀)┌

なんでも、浜田という人から電話があったら俺の電話番号を教えてほしい。

といったらしい。

昨日も電話があったとさ。

▲▲（愚弟が高校時代を過ごした町）の知人で今◎◎（現在愚弟が住んでる都市）に来ているらしいと。

いやいや、浜田さんから電話があったら　はいここ大事!!!

浜田さんの連絡先を聞いて

愚弟から連絡させます、でしょ。

そして母は豪語する。

絶対に○○（彼女の愛息の名）じゃないっ!!

彼女自慢の愛息はもっと品があっていい声なのだそうだ。｀;(ﾟεﾟ )ﾌﾞｯ!

それは…親ばかちゃんりん、というやつだと思うが。

私のメールに弟も電話をしていないと。（一番先に確かめろや）

しかも本物の愛息の声を電話できくや…「やっばり違う、詐欺師の声とは」とドヤメール。

苦笑する私が病院から帰宅すると、固定電話が鳴り響く。

　　きたな…詐欺師め　こういう勘は鋭いおいら

「もしもし」（9割が母と間違う声、詐欺師にはわかるまい）

「○○」とさっそく愚弟の名のみ。「ゆうた」みたいな。

まず、○○とはいわない、あんた誰、と聞きたい私に心でパンチ。

「うん」と短めに。ばれたらやばい。

てか、愚弟なら私と母の違いがわかるし。

「浜田さんから電話あった?」

「ううん」

ああ、いろいろ聞きたい。ゴールデンウィークはくるんでしょ??とか質問してみたい。きゃーー。まて私。どうどう。

「連絡来たら教えて、じゃあ」ときれた。

きたとして、まじに弟に「浜田さんからきたよ～っ」と言ったらそちらの悪事がばれるじゃないか。



つまり、次に浜田と名乗る男から連絡が来る時が勝負ね。

「○○さん（愚弟の名）が会社の金を持ち逃げした!」

「○○さんが、痴漢をして示談金がいる!」

さて、どうでてくるか。

浜田は愚弟の大学の先輩で弁護士という設定か（妄想炸裂）

願わくば朝霞署とともに一網打尽にしたい（お手柄お姉さん、弟の名を語る詐欺師にだまされず組織的犯罪グループ100人逮捕に協力⇒警視総監賞）

浜田と対峙する日がくるのかどうか。

でも愚弟の名を調べてから電話してくるなんて。

「おれおれ、おれだけど」

なんて手口じゃ、今だまされないのね。

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