mikiログ的怪奇譚~百ものがたり~第36夜~
Kちゃん(輝さん風)の92話の続きです。
95話はtetujin様に頂きました。
百ふまないようにね。皆の衆。
。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚
私の実家は海峡に面していて、そこを行き交う連絡船がそれはそれは多かったのです。
今は便利になり、海底を猛スピードで行き来出来るようになり、昔とは雲泥の差といえましょう。連絡船の航路といえば四時間以上かけて往路を行き交い、航海日和に為れば波も穏やかですし、デッキに出れば遠く駒ヶ岳が見えもするし、空気の澄む冬ならば、冠に雪を落とした大雪山さえも視界に。
晴れた日ばかりではなくて、時化ますと波の高さも恐ろしい。
ううん。小笠原に向かうオガマルの時化の航海する動画を見た事がありますが、あれには比ぶも及びません。私はまだ小笠原諸島の父島も母島にも未踏ですので、いつか連れてって下さいね(笑)
さて、幼少よりその海峡を見ながら大きくなった私の体験はと言うと、本来なら波に揺れる連絡船に身を任せる方は楽しい観光であったり、本土で仕事にまみれ、余生を生まれ故郷の地で、また道民として、夏は山登り、冬はパウダースノーでスキーなど楽しみがそれぞれに、あったものでしょう?
けれど、私などは小学校の五年生の時に、修学旅行で函館をこの連絡船で訪れた時でさえ、なにか二度と帰って来れないような気がして、飛沫が舞い上がるデッキで涙を隠した程でした。
ただ、まんまそのお話では悲しすぎる体ですが、実を言うと、荒れ狂う訳でもないのに、なんだか船酔いになってしまい、痩せ我慢を諦めて大部屋の外に出ただけ。。。
あれは遠い遠い昭和ですから(笑)船内にはスカーフでお顔を隠した美しい女性もいて、小学生のくせにませた想像もしたものです。その海峡を行き交う連絡船が時に汽笛を鳴らしながら曳航する様に想像を巡らして下さいますか?
あの巨大な船体が輪を描きながらその場所をぐるりと旋回します。これもまた大きな煙突から一際黒い煙をボッボと吐き。悲しい音、悲痛としか言い様のない汽笛を慣らし続けますの。
それがとても幼少の私のお腹に響いて響いて、、、。それで、その身投げした方の骸の果のおこつにまつわる話が、妹が体験したはなし。
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!
Kちゃん!! 輝さんの若い頃の小説(書簡のやりとりの)みたい!!
ってか、昭和の誰かの文体にも似てるんだよな。
ステキです。
まだ続くんですのね。
怖いというより、哀しい小説の出だしみたい。
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>百ふまないようにね。皆の衆。
まだ大丈夫???かな。
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
中国へ遊びに行ったことがある友人から聞いた話。もう20年も前の話です。
その無駄に豪華なホテルは、たしかその名前が「沈阳皇朝万豪酒店」とか?
五つ星ランクの25階建ての高級ホテルで、空港からも近く、しかも、出来て間もない外観内観もとても綺麗なホテルだったそうです。
その地に行った時はまだ夏の終わりでしたが、さすが中国。既に底冷えする寒さだったとのこと。。
ホテルへの到着は夜。
既に食事は済ませていたのでチェックインをして彼はすぐ眠りにつきました。
外国人の特権なのか、宿泊は最上階。。
その夜、寒さを感じて目が覚めたそうです。
部屋の中を見回すも、暗闇の中。手探りでベッドサイドの電灯のスイッチを点灯するも反応なし。
ん?停電?エアコンはだいぶ前に止まったようで、凍えそうなほど寒気を覚えたそうです。
起き上がって、窓のカーテンを開けて外を見れば、あたりは一面、暗黒の世界。
特に何を見たなどありませんでしたが、なぜか怖さを感じ、部屋を変えなければ毎日同じ状況だと感じました。
ふつうのホテルなら、停電でも廊下に常夜灯がついているはず。
部屋のドアを開け、まっくらな廊下に。廊下に出た瞬間、ドアがひとりでに閉まったそうです。
部屋は最上階の25階。彼はパンツいっちょでした。。。
投稿: tetujin | 2016年8月24日 (水) 08:37
tetujinx様 こんにちは
96話です!!
彼はそのままフロントに行ったのでありますか?
でも、あります。ホテルの部屋はいろんな事が。
明日部屋変えてもらおうと思ったら、むこうから
変えてくれたり!!
私の場合は、確かめないと寝ることができない性分
なので、めんどくさいです!
投稿: miki⇒tetujin様 | 2016年8月24日 (水) 22:23
っつうか、そのままフロントに行くしかないかと。
真っ暗闇でも、イキは良いかも。下りだし。
25階のホテルの最上階まで徒歩で登ったことないけど、登れるんだろうか?
投稿: tetujin | 2016年8月25日 (木) 08:34