読書の秋、ピタリ賞
ロバート・ゴダード 続けて読んだ数冊…。
いっつも、いっつも、主人公にいらつく(`◇´*)
その人を信じたらだめだよ。
その人にそれを預けたらだめだよ。
その人、犯人だよっ!! わからない??
と、毎度つっこみながら、どうして読んでしまうんだろう(´;ω;`)ウウ…
よく考えてみたら、主人公は普通の人で、タフガイのヒーローではないのだから、けんかも弱いし、考えも浅はかだったり、揺れ動いてみたり、簡単にだまされたりしている。
にしても、あ~あ、と思うことばかり。
絶対に、この人が怪しいんだから、それしゃべったらだめだって。
そう思いつつ、最終頁まで引っ張って行くんだから、すごい文才。
そして、情緒的な文章で深い余韻を残すのです。
何事もなく、午後が夕方へ変わっていく中、とか、
すべてのはじまりと終わりの中にはつづいていくものもある、とか。
私がいつも好きなのは、主人公が観ている景色の中に若いころの関係者や自分をみつけるようなシーン。
読書の秋にぴったりなゴダード。
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