mikiログ的怪奇譚～百ものがたり～第28話～

2話あわせて81話ってことでご勘弁を!!(￣▽￣)

本日は第82話ということになりますです。



これは、まだまだ怖がりだった小学生時代の話です。

九州に住んでいた頃に通っていた小学校には、運動場の端に小屋のごとくトイレ棟が立ってました。

公園のトイレみたいな感じ。

4つ並んで個室があって、棟の中には向こうからもこっちからも入ることができるんです。

放課後グラウンドで遊んでる時に、トイレに行きたくなったら、みんな校舎に戻らず、そのトイレを利用する、みたいな。

ある時、そのトイレに行ったら、お婆さんが買い物かごさげて向こうの入り口から登場。

今よりセキュリティは甘い時代といえど、一般人が入ってきてはNG。

一瞬、ギョッとしたけれど、買い物帰りにもよおして、よったのかも。

一番向こうの個室に入るのが見えた。

　　

おいらは、一番手前…。

お婆さんが扉をあけて個室から出た気配。。。

すると、向こうから2番目のトイレにふたたび入った音が…。

違う人が入れ替わりに入ったのではない。

なぜなら、お婆さん、何かしゃべっているから。

そして、出てくる…。

すると、次に何かいいながら、向こうから3番目、つまりおいらの横の個室に入ったみたい。

　　(((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ　　　　こわいよ～～

　　　　　　　えいっ!

向こうが力づくであける前に、こちらから思い切り扉をあける。

　　　　　　　ひいいいいっ　

案の定、婆さん仁王立ち!!

買い物かごいっぱいに、トイレットペーパー　ハケーーーーーン!!

　　
　　　どっどろぼーーーーーーっ!!!　∑(ﾟ∇ﾟ|||)


　
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