小説とダイビング
以前、「小説と沈船ダイビング」というテーマで書いたことがあったけれど、今回は沈船に限らずつっこみたいと思います。
本日の餌食となるのは、パトリシア・コーンウェル「死層」
前回の「沈船ダイビング」の時にも登場していただいたのだけど。
今回は、海洋から遺体引き上げの必要性があるかも知れないとのことで、ケイは現地でドライスーツを用意してもらいます。
ドライスーツって、借り物は水没の危険性大。
アメリカだと、、シェルタイプかしら…。
着替えなら、そのへんで、車の後部座席なんかでもできるようになったわ、みたいな描写もありますが、ドライ着るのがわかってたら、オフィスからインナー着てくればいいと思うけれど。
「下着の上に吸湿ライナーがいいにきまってる」というけれど、スウェットでいいから。借り物ドライの下にきて絶対水没するんだから。
あまり大柄でない華奢なケイにあうドライはないでしょう。
自分のをつくりましょう。
ソックスとブーティを借りると書いてあるけれど、ブーツを履くタイプなら、ドライとソックスが一体型なのでは??(普通はブーツがスーツに接着されており、一体化されています。)
しかもタンクではなく、ライフジャケットつけて素潜り風です。
そして、足に空気がたまれば逆さになるからと、空気を抜いてスーツ張り付かせての作業です…。
どんなに抜いても浮力がすごいのに、ライフジャケットか。
そして「大きく息を吸い、再び海中に潜った」
おいおい、、、
そして、遺体の下に入りこむのだけど、水温10度なら、がんばってウェットでもいいんじゃない??
どうやら、ドライスーツってものを描きたかったみたい。
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