いろいろと考えるダイバー
フルフィットフィンの代名詞、ミューでございます。
私の場合、流れの速い海、冷たい海ではマリンブーツを履いてから。
あったかい海、小型飛行機などに載せる荷物重量の厳しい海にむかう時は、ちょいとあつでの靴下、または磯遊び用のペタッとして(甲あたりに切れ目がはいって)いる薄いマリンシューズ。
ボートでランチ後のスノーケリングの際は裸足で。
ブーツを履く時は、フィンのかかと部分をくるりと折り曲げないと入りません。
推測ではありますが、先にバリで遭難されたダイバーの方達は、低い岩場に両膝を乗っけて、後ろからフィンをはずしてもらったのではないでしょうか(グロットみたいに)
その際フィンをはずす人(イントラさん)は、半分水中にいるけれど、波をかぶりながらの作業だから、岩に足をかけ(ふんばるため)片フィン状態だったのかもしれません。
自力ではずすには、やや広いスペースに乗り上げてないといけないので、同じ場所かはわかりませんが、皆さん疲弊している上に、誰もがさっさとフィンを脱いだとは思えません。
(実はブーツinミュー、変な体勢だとぬげづらい時が…。)
でも、これが最後のチャンスなら、普段出ない力が出たのかも…。
謎だらけ…。
そのあたりの状況は、一般ダイバーの知りたいところだと思います。
運命の境界線は、岩場に張り付いた時だと思います。。
事故の経験がなかなか生かせない業界なのは、生還される方が少ないからでしょうか。
あんな思いをしたんだから「そっとしといてあげよう」「ふれたらいけない」と思っていると、どんどん風化して、またぞろ同じことの繰り返しとなってしまうかもしれません。
« スノーケリングったって | トップページ | Kan kan kanbe 第9回 »
コメント