潮とフィンワーク
以前モルディブにて、あるポイントに潜る前のブリーフィング時、ホワイトボードに竜巻のような絵を描いたインストラクターさんがいました。
そのぐるぐるを指差しつつ…
ここは、もしつかまったら上がってはこれないので、じたばたせずに(ひっぱられるままに)下まで行き、一番下まで着いたら(30mくらいだったかな)少し先の岩まで匍匐前進し(匍匐前進のまね)岩についたら、がっしがっしと、クライミング(のぼるまね)してきてほしい。のぼりきったら、水面までわずかだから。
との説明がありました。
ここでのダイビングは、イントラは船で待っているのです。
ブリーフィングのあとは「バディ同士いってらっしゃい!」というタイプ。
Harumiちゃんと私、もう一組はご夫婦だったかと。
かなりカレントが強かったのですが、流れていくと根があり、珊瑚や魚をみると根の右側と左側で流れがやや違うようで、右側は例のぐるぐるが待っていそう。左はそのまままっすぐ流れているみたいでした。
とはいえ、からだは右へ右へとスライドしていきます。
中層が好きですが、ぐるぐるに巻き込まれるのはいやですので左側に泳ぎました。
左側にリーフです。
からだを立てると流されるスピードが変わるといいますが、その時はあまり変わりませんでした。
むしろ頭を通常より下げて(下げすぎくらいがまっすぐ)ストライドというかフィンを細かく動かして横に泳ぎました。
お手本のような(ももから動かす)大きなキック(バタ足)は見た目きれいですが、潮の流れのあるところは細かく(ひざ下から)動かす方が、強いアゲインストでもあまり疲れませんし、流れにのっていて向きを変えたい時などには有効に感じます。
いろんな海での最初の1本や、いつも潜るホームの海で、いろいろなフィンワークを練習してみるのもいいかもしれません。
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