その業界の人は厳しい
先の記事でご紹介した『遥かなる未踏峰』ですが、本格的に「山をやる」一部の人には不評みたいです。
ひょっとしたら、私が小説の中にでてくるダイビングの描写(特に沈船ダイビング!!)にけちをつけるのと同じかもしれません。(゚m゚*)
でも、看護師の人が笑いながらも目が離せないという「ナースのお仕事」よろしく、自分が深くかかわっているものって読んだり見たりしてしまいますよね。
すごくちゃんと描写ができているからといって、物語が面白くなるわけではないのだけど、あまりにもへんちくりんだと興ざめはしますね、やはり。
知らない世界の話だと、こうなんだ~!!! って思うけれど専門家から見れば…「なんじゃこりゃ」ってね。
だから、筆に力があって、元法曹界で働いていた、元医者だった、元刑事だったなんて人が書く小説は売れるのかもしれませんね。
でも、実在した人物を自分なりの解釈をいれながら小説にするのは昔からですもん。
まあ歴史上の人物なんて、もう会った人もいなかったりするわけで、その人をもっと知りたいなぁなんて思ったら、その人について書かれたものをたくさん読んでみることですね。
みんなが悪いやつ、と思っている人に焦点をあてて違う解釈をしたりする小説も「なるほどっ」て思うし。
冷徹に見えたあの人も人間臭い、とか…。
そうそう、その「遥かなり未踏峰」は映画化されるんですって。
ジョージ・マロリー役が変更になったようですが。
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