まんなか女子の行方
最近、車内で目にする女子。
真ん中女子。
並んで座っている人と人の間に立っている。
荷物も棚の真ん中にのせている。
おそらくは、前に座る人のどちらが立っても柔軟に座れる、というポジションを得ているのだと思われる。
しかし、真ん中女子がふたりいると、こりゃまた邪魔。
「どっちかによってくれないかな」と思う。
次のカーブがきたなら、揺れに乗じて普通の場所をゲットしないと、こちらもまんなかになってしまう。
昨日、座っている私の前に真ん中女子が立った。
正確にいうと、私の左半身と左に座る女子の右半身の前にたっているのである。
まぁ、私はけっこう遠くまで行くから「遠く」信号を出したいところ。
左の女子はぐっすり寝ているけれど、寝ているからといって次の駅で立たないとも限らないので悩ましかろう。
まんなか女子のかけひきは続く。
と、しばらくしたら、後ろの席があいて、まんなか女子は、あっというまに荷物をとって、座ったよ。
つまり彼女はガラスに写る後方席まで視野にいれているということ。
すごいね。
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