いつまでもトンカツを
父が定期検診を受けて、「そろそろ(病院に)こなくていい、といわれそうだ」といっていたのですが、なんか1年勘違いしたようで「5年と思ったら、4年だった」と帰ってきました。
それに、父は知らないのかしら。
腎臓ガンは、20年たっても再発することがあるのだから、5年たって根治という判断はくだされないのだと。
それでも「この病気で死ぬことはない」と太鼓判を押されて嬉しそう。
はじめてみつかった時は、あと半年なんていわれたんだもの。
それを考えたら、今の人生はおまけのようなもの。
厳しい食事療法も(お薬とか化学療法が効かない場所)最初のうち。
さぁ、とんかつを食べに行こう!
手術が決まった時、父はメタボでしたので、「こんな体型じゃ、先生に迷惑かけるなぁ」と一念発起。修行僧のように山場の温泉にこもり、10キロ落して手術に備えたので、同じ病室の同じ病気でメタボの方よりずいぶん早く手術がおわったようです。
とはいっても私がいってらっしゃい、と手術室の前で別れて出勤して、仕事して、終って、病院へ戻ってもまだ終わってなくて。
しかも、父の密かな夢は、「がんばってね」とストレッチャーにつきそい、手術室に向かう家族にむけて、親指だけたてて頷く、みたいな
が、当日ストレッチャーがではらっていたのか、めんどうだったのか時間になっても誰もこない。
やや遅れて「さぁいきましょう」と看護士さん。
歩いて行くにはちょっと遠かったのだけど…。
あの夏も暑かったぁ。いやいや夏はいつでも暑いけれどね。
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