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2012年7月25日 (水)

mikiログ的怪奇譚~百ものがたり~第18夜~

以前勤めていた会社は、女子社員に制服がありました。

ちょっと古くなったので、かえることになったのです。

でも総務部の副部長がいい顔をしません。

いろんな百貨店の外商の方がカタログを持ってきて下さり、女子社員みんなで決めることとしました。

ある程度は、総務部で絞り込むこととして。

  Rimg0218

これとこれと、これなどであとは見本をもってきて頂いて決めたいと思うんですが。。などと副部長に申し上げる。

伊×丹や×越などの分厚い制服のカタログですが、副部長が苦々しく背の高いキャビネットの上に置いていっちゃいました。



さて、60話がなんでこんな会社の話なのさ~??

  ふっふっふ ( ̄ー ̄)

それから、しばらくして副部長が戻ってきて、当該キャビネットに肩をぶつけましたよ。

はかったように、それらは副部長を直撃したんですよ。

なにがって?

分厚い制服見本のカタログですよ。

「いててててて」

  誰だ!こんなところに…とはいえないです。だってね。



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コメント

当家には因縁が強くて所持した際に不幸があったので、処置に困った結果、やむなく神社預かりになった一品があります。それは父の姉のご主人が炭鉱夫だった頃に手に入れた大変珍しくて奇怪なものです。
石炭の採掘場所に珍しく空間が出現して皆さん大変驚いたのです。それがそもそもの事の起こりです。その空間の中ほどに一抱えもある石柱が背丈ほどあったんです。先端は平たくてとんがっていました。その存在が奇跡のように思えたので大変な騒ぎになったのだそうです。大金で買われるような事にもなったのですが、巡り巡って第一発見者で最初の持ち主の叔父の元にそれは戻ってきたのです。なぜか、それを手に入れた者は不慮の死を遂げる、あるいは不治の病で亡くなる。で、気持ちが悪いとされて大金も必要なく舞い戻ってきたのです。
果たして入手後、その叔父も癌でなくなりました。その品物の引き取り手がなくて、とうとう、物珍しさと言うよりも責任感が強い父がそれを引き取ることになりました。
して、、やはり、我が家でも母が当時としては手に負えない病気で九死に一生を、、妹が大やけどを二回も、、。母が流産、、私も大事故で死にそうになりました。で、、やはり、それは何ともし難いことなので叔父の郷里の北海道の阿寒の某神社に奉納されました。
石炭層なのにその石柱は鉄で出来ていました。その先端には表面から3cmほどの厚さで或る形というか、浮き彫りにされている跡がそのまま保存されていました。人足跡です。誰かが、それを彫刻したものではなくて、地面に踏み込んで足型がそのまま浮き出たものでした。札幌大学で調査をした結果では、その足型には表面に詳細に刻まれた足の指の指紋らしきものが残されていたのです。もちろん私も家にあるときに見ていますが、五指の大きさも、足の指の間隔もそれ、人のものと同じでした。当時の私の足のサイズは26,5です。ほぼそれと同じです。
なんとなく大金の夢が膨らむことなのですが災いを呼び込む物なので永遠に封印されてしかるべきものと今では執着もなくて遠い過去の記憶に埋もれそうな事実です。あれを叩くと、「キーン」と鳴る鉄特有の音と、異様に重い記憶だけが今も忘れられません。
土踏まずや指の隙間の具合が恐ろしげで、物自体が黒く光る物体です。
見たければお連れしますよ、、。
mikiさん。


摩訶不思議ですね~。
拝見するのは、遠慮しときますぅヾ(;□;)

61話まで、きましたね。
またお願いしますね。

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