割れ鍋に閉じ蓋考～５～ バカポーの法則

都心に珍しく雪が積もった日。

厚着をした年配のご夫婦に、旅行に出かける女子達、親子連れ、ほんの一時の避寒とわかってはいても、ほっとしたようなサラリーマン達まで乗せる平日午後の山手線。

つかのまあたたかいベンチに身を預ける。ほかほかだよ～。

と、ハンカチで肩の雪をふいたその時

　
   　　　「ん、今電車」

　　　

　　　　　　　　(-_-X)　


若い女子、電車の中だから、かかってきた電話を切る、のではなく、電車に乗っているという状況を相手にしらせただけの様子。男子の声も漏れ聞こえてくる。彼氏か…？

「やっぱ（女子はやっぱり、とつかった方が品がよく見えるよ）水曜休んじゃったしぃ、寒いけどもう休めない、みたいな？」

「いいよ大丈夫。暖房つけっぱだから、部屋あったかいって」

だからつけっぱ、とか品位を下げるような…

　　　　　　　　　　　　　　　( #` ￢´#)ﾆｬﾆ？

どうやら、彼女はこれからバイトで一日中留守なのに、暖房をつけっぱで、いやつけっぱなしで出かけてきて、その間に彼氏がやってくるが、あったかい部屋でまってりゃいいじゃん、みたいな？

　ダメダメじゃんっ

携帯でおしゃべり＠車内　はもちろん、暖房のつけっぱなしもよくない。暖房器具によっては危険でさえある。

「電車？俺あとでかけ直すわ」という男子とつきあえよっ！

あ、それでは『割れ鍋に閉じ蓋』の法則が崩れるからだめだ。

　　

おにあいよ～。男子の顔はみえないけれど！！