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2011年7月20日 (水)

mikiログ的怪奇譚~百ものがたり~第10夜~

いつもお越し頂いている方の中には異界系の話が苦手な方もいらっしゃるわけで…。

ごめんなさいねといいつつ、10夜めを迎えるわけなんですけれど…。

34話のtetujin様、35話は、ちゃこ。様の古い霊の顔ははっきりしない、という8夜のコメ、ほとんど感想なのに、いれちゃいます。今宵は36話です。
 

 Rimg0031

私の部活のY先生ですが、私が高校3年の時に倒れられてあっというまに亡くなってしまいました。明るくて楽しいし、とても好きだったのですが。。

お若かったし、びっくりしたし、突然だったし、何がなんだかわからなかったという思いがありましたね。

学校葬なども終ったあと、ある先生に聞いたのです。

Y先生が亡くなったんだよ、とその先生がY先生の事をご存じの奥様に話した時に「ああ、先日の○○さんのお葬式の時、Y先生ひどく元気がなかったのよね。」と具合が悪いのかな??と心配されてたそう。



でも、○○さんのお葬式に、Y先生はいらしてなかったんです。







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コメント

友人が自分の彼女を誘って行ったのは東伊豆の某ダイビングポイント。ダイビングを終えての帰り道、彼は往路と違う道を選んだ。夕暮れの135号線が事故渋滞でむちゃくちゃ混んでいたので、彼女と海沿いのラブホにでも寄って渋滞をやり過ごそうと思ったらしい。
トモロトンネルに向かい下田側から上って行くと、あの稲取廃隔離病棟を経て旧国道の隧道に行き当たる。今でも消毒の匂いが凄く 隔離患者の霊が出るなど不穏な噂が後を立たない。あの、廃隔離病棟だ。

そこを経由して、海沿いの道に出る。
「早まるな」だの「いのちの電話」などの看板がたくさんあるあの道。古くから言われる自殺の名所。また、海水浴客が磯で違法にでっかいアワビを採って持ち帰って、家であけてみたら髪の毛うじゃうじゃだったそうな。。

すっかり日が落ちた海沿いの旧道。普通ならロマンチックなシチュエーション。ところが、彼は霊体質特有の悪寒と頭痛にひどく悩まされたようだ。が、彼のような体質を持つ者が長距離のドライブをすると、こうした体験はよく起こる。そのため、彼はそれを無視することにしたと言う。

彼がその道を通ったことを悔やんだのは、ゆるいカーブにさしかかった直後だった。目の前の路上に、女性の姿をした白っぽい影が浮かんでいた。一瞬前まで、そんな物はそこには無かった。彼は、とっさにハンドルを山側に切って、ブレーキを踏みながらサイドブレーキを思いっきり引いた。

車は思い通りにその場でスピンした。2台の車がすれちがうのがやっとの細い旧道。片側は眼下の海に続く崖だ。学生時代、自動車部でならした彼ならではの回避テクニックだった。
フルチューンしたハッチバッククーペのランサーセレステ。硬めのサスも十分に機能したようだ。
だが、スピンした車は、その後側部を路上に浮かぶ白っぽい影にぶつかって、減速し停止した。

白っぽい影にぶつかった衝撃は、はっきり車内の二人に伝わっていた。
それでも、彼は自分が何にぶつけたのか理解していた。断じて人ではない。そう確信していた。
・・・とはいえ、一応は確認しないわけにはいかない。彼は車を降り、女性らしき白い影がいた地点を見回した。
そして、そこには彼の確信の通り、何の痕跡もなかった。

・・・そうした出来事があって、彼が愛車のランサーセレステを手放すというので、ぼくはそれを譲ってもらおうかと彼の家に見に行ったのだ。さすがに彼の顔色は悪く、もうこの車には絶対に乗りたくないと言い、そして、車の右後部には小さい傷が残っていた。

ぼくらは、この車とぼくの車で交互に、冬の間はよくスキーに行ったものだった。
彼のドライビングテクニックは本物だった。当時、故障ばかりしていたぼくのワーゲンをやすやすと操り、リアエンジン・リアドライブというのに雪道でアクセルターンとかも決めて見せた。
リュック・ベッソンの迫力のカー・アクションなみに・・・。当然のことながら、助手席に乗るぼくは、恐怖でいつもおしっこをちびっていたが。。

・・・もう時効だと思うので彼に訊きたい。そのとき、道路わきの崖下は確かめたのか?と。

って、まるで火曜サスペンス劇場っすね。ふぅる~。

ちょっと~tetujinさん
こちとら、恩師までひっぱりだしての短い文章。
何、この本格派(爆)
やぱ、数日置くと息ふきかえすのね(爆∞)

崖下まで確かめてたら、大切な友達はもっと危ない目にあったかも。くわばらくわばら。

仲良し9人で海水浴にいった妹。一人が行方不明。綺麗な海ですよ。夕方まで捜したが見つからず、やむなく妹は、彼女の自宅に電話した。「先ほど帰りましたよ。ずぶ濡れで。」「 」「えっ?」
・・家を尋ねた親友の8人は、友達の部屋に灯りがあるのを見ました。其の不思議をクラスの友達に次々に電話したんです。黒電話。すると、折り返しの電話が来て、「今家にいるよ!ずぶ濡れだけど。」全員。「えっ?」
きっと理解してないと思い、それから何日も8時15分の明かりが灯る瞬間に立会い、友達と皆で成仏を祈ったんです。家族は部屋から出て来ないことだけを心配してる。丁度7日目の夜。。15分を差した途端に「ふっ。」と灯りが消えたそうです。
そしたら次の日に件の浜で見つかりました。
実話です。

↓「バカポー」にも背筋が凍る思いですが・・・。


生霊って一番ダメなやつじゃないですか!?
母曰く「亡くなった人の霊より、生きている人の
霊、生霊の方が怖い。怨念も強い。」と。
怨念だけではなく、とても心配している人の元に
現れたり、愛が深すぎて現れてしまったりもすると
聞きましたが。
私は過去に、ある霊能者的な人に、
「アナタが心の中で誰かの死や被害を願ったりしたら現実に起こってしまうくらい念が強いから注意して。」と言われました^^;
私は36年生きて来て人の不幸を願った事が無いので、
本当かどぉか分かりませんが。。。

あぁ聞きますね。皆さんで祈ってさしあげてよかったですね。

私の知人も車の事故で亡くなった時、同乗されていた何人かのうち、おひとりだけは数時間昏睡状態で。その方のおうちに、亡くなられたほかの方達と一緒に「○○だけいないんです。」と他の全員いらしたとか。
生と死の狭間ってなんでしょうね。ものすごいエネルギーだと思います。

ああ、うちの母と同じタイプですねぇ(爆
でも、いい念もまたしかり、ですよ。

また、そういう念の強い方のサポートに、わんことかと暮らすのはいいのでは??。
いろいろ受け止めてどっかに放出してくれそう。最近いわれたのですが、私の手相に仏目相がはっきりあり、これが霊力の強さとか…。自分じゃ全くそんな感じしません。お互い念の使い方を間違えないようにしなければ(笑

>やぱ、数日置くと息ふきかえすのね(爆∞)

やぱ、本家のブログでネタ切れになっちゃいますた。
時間をおいて、mikiさんのところのコメントを転載してもいいっすか?

出典を明らかにして、トラックバックも必ず付けますんで。よろしく!

実は、私が、Y先生・・・

あははめっさおかしいんですが
どうぞコメント(2つにわけて、2夜分にするとお得?)
を持っていって下さい。だってtetujin様のですから

デタ━━Σ(゚д゚;)━━!!

YはよんじのY

神出鬼没のYの悲劇きょわい…

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