« 西新宿ランチシリーズ 第4回 | トップページ | GO その11 »

2011年5月 8日 (日)

ため息の行方

確か俳優の渡辺裕之さんだったと思うのです。

ダイビングは、潜る前にひとつ「息を捨てる」ところがいい、といっていたような気がするのです。

ご存じのように、潜る時はレギュレーターという器具を口にしていますが、そのまま息をしようとすると海水が口に入ってきます。

息を吸う前に、必ず息をひとつ吐きます(パージボタンを押してもいいんですが)

息をひとつ、渡辺氏の言葉を借りると『息をひとつ捨ててから』潜ります。

  Rimg0366

ふっと息を吐くと、肩の力が抜けます。

肩に力が入っていると、うまく潜れません。

力を抜くとすっと潜れます。

穏やかな海なら、足を下にしたまま、早く潜る必要があれば頭を下にして…。

自分の捨てた息のひとつひとつが、きれいな泡となって海面に昇っていきます。

渡辺氏はもっと哲学的な事を言っていたんだと思いますが。

まず、捨てる。

 

   Rimg0128

 静謐な海底の白砂に反射して

 さらさらと優しく動く陽の光

 時がとまり

 音もなく

 胸の鼓動だけ

 感じている

 
 ため息ひとつふわりとのぼる

 空に届かず

 そよ風にもふれず

 水面にぶつかりくだけるだけ








人気ブログランキングへ にほんブログ村 マリンスポーツブログ ダイビングへ

« 西新宿ランチシリーズ 第4回 | トップページ | GO その11 »

ダイビング」カテゴリの記事

コメント

今日の日記、心に染みました。

素晴らしい!

おはようございます
自分の息が海の中で具体的に見える。
陸上にいると見えないものが見えてくる。
その経験をした人しかわからない世界。

もっと、知りたいと思いました。

はじめまして
いつもポチッとありがとうございます
「捨てる」っていうのは生きていく中でも
たびたび必要なことのように思います
陽の光の画像、とっても素敵ですね
私は潜ることはやったことないんですけど
家が海の近くで
くじけそうになったときいつも浜に行って
海風にあたるようにしています
不思議と元気が戻ってくるから・・・
潜ったらもっと得るものがありそうだなぁ~と
読んでいて思いました

ごぶさたしています。
いつもご覧頂きありがとうございます。
照れますっ
潜降のひとときは、ほんとにいいですよね。

おはようございます。
息はすわないと、空気が出てこない。
自分ってこんな呼吸の仕方してたんだぁと思う
時ではありますね。今では無意識ですが…。
自分を見つめるのにいいですね。。

はじめまして こちらこそいつもありがとう
ございます。
体全部を海に沈めると、深い青に体も心も
溶けていく感じがします。
その瞬間やはりデトックス(笑)いろんな意味
で浄化されます。『海はいい!』眺めるだけで
も充分です。が、機会があったらぜひ!!

王様の耳はロバの耳
自然を裸で受け入れる
何時頃からだろう・・・
こんなに考えて生きてる
苦しくて飛んだことも
世間の柵を掻き捨てて
気が付くよね・・・な~んだ
此処に僕がいる.。o○
自然体 ニコッ
無防備な...お魚?

こんばんは 渡辺氏以上の哲学者…ですねぇ。
なかなか俗世から離れられず、場所を水中に
移動したところで…って感じですかね。。
修業せねば…爆

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ため息の行方:

« 西新宿ランチシリーズ 第4回 | トップページ | GO その11 »

2019年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

カテゴリー