サクラサク 2011.4.3

陽気に誘われて、川沿いをいく。

　

わんこものんびり、ちっちゃい子も親ごさんの手につかまって。

それは毎年見る風景。何もかわらないはず…。

でも、今年は少し違って見える。

　

お花見の人達もちらほら。

宴会というよりは、ほころんできた蕾を愛でる、風にふかれて川面をみつめる。そんな人が多かったように思う。　

　

とびきり厳しく寒かった冬を通り越して、いままた私たちの目を楽しませてくれる桜。
　　

　

去年の桜の季節は、泣いてばかりいた気がする。

夜になり、強い北風がふいている今、その蕾を守り、じっとたたずむ。

この桜の樹のように、たおやかになれたなら…。