GO その2
さて、本日の『江』ですが、柴田勝家と再婚した市、姫たちの心の動きが描かれていた一話でした。
あまり出番のない佐久間盛政(山田純大さん)ですが、今日もなかなかいい味を出していました。
純大さんは、冷た~い役も好きですが、少し面白い役もすごく
さて、佐久間盛政ってどんな武将だったのでしょう。
盛政は勝家の甥っこにあたります。身長が当時で182cmとありますから、すごく背が高い武将ですよね(三成156cmくらい)
今のように通信機器がない時代、離れたところにいる味方との連絡にも四苦八苦。間者の存在がすごく大きかったといえます。間者に焦点をあてた時代小説もたくさんあります。
そんな中、賤ヶ岳の戦いで秀吉勢に大敗を喫してしまう勝家勢。ざっくりいうと盛政が戦犯といわれています。ほんとにそうでしょうか。
現代風にいうと、再三勝家が「てっしゅ~」といっているのにスルー、で、孤立
でも、誰が見たの…? ここまできたら行っちゃえ~。てところですか??
もう、一時一時が判断の連続。自問自答の連続。。
裏切った利家は悪くないの
それすら、盛政のせい、ということまでいわれていますが…。
戦国時代を不器用に生き抜いた武将。私は好きです。
辞世「世の中を廻りも果てぬ小車は火宅の門を出づるなりけり」
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僕は海音寺潮五郎著「前田慶次郎」をmikiさんに
読んで欲しいですよね。
そこで登場する「まつ」おまつさんに似てる感じ
がします。mikiさんは。
ちなみに、ご自身は歴史上の人物像では
女性観はどの様にお考えですか?
宜しければ承りたいと存じます。
くま。
投稿: kuma | 2011年2月28日 (月) 10:49
どちらかというと『まつ』は苦手でしょうか。
物語や、史料がどのくらい正しいかは別として、私は濃に憧れます。女性として信長に愛されたかは??ですが、夜通し戦略について語り明かしたり、、そういうところが…(蒼き信長より)
癒し系吉乃の方が、男性は好きでしょうね。えらいわかりやすい。。濃のかわいさに気づくのは信長ですら…。
投稿: miki⇒kuma様 | 2011年2月28日 (月) 12:21
今回の柴田勝家は可愛らしい人ですね
家来さんたちも暖かな感じで
濃姫はいいですね!
戦国武将の妻という感じです。
信長とは同士って感じだったのかしら?
投稿: ヨライダ | 2011年2月28日 (月) 16:31
そうですね。今よりももっと田舎のちょっと垢ぬけない武将というか、大地さん、いいです。
山田純大さんも。
濃姫、いいですね。「賢夫人でござい」というのはどうも…。そう『同士』ですね。かっこいい
投稿: miki⇒ヨライダ様 | 2011年2月28日 (月) 17:14
賤ヶ岳の戦いの敗因は、佐久間盛政の暴走だったというのがこれまでの定説でしたが・・・
近年、初代太閤記を記した作者が、実は賤ヶ岳の戦いで裏切り行為を引き起こした前田利家の家臣である小瀬甫庵という人物であった事が、最近の研究と調査で明らかになったそうです。
出世のため?死ぬのが怖かった?のか知りませんが、賤ヶ岳で逃げ帰り柴田勝家やお市の方、佐久間盛政以下仲間達を見殺しにした前田利家。
とはいえ、小瀬甫庵(親子)にとって前田利家はお世話になっている自分の大切な上司。前田家の名前に傷をつける様な事など書物に記せるはずがありません。嘘でも何でも、利家にこの様に書け!と言われれば絶対逆らえなかったのでしょう。だって殺されますから。
佐久間盛政の暴走?撤収命令?命令無視?実は秀吉と親友関係だった前田利家?前田利家の裏切りを許した柴田勝家?
これって本当の事なんでしょうか??
そもそも、暴走して命令を無視する様な馬鹿な人間を秀吉が「是非、家臣に」などと誘うでしょうか???
つい最近まで初代金沢城主である佐久間盛政の事を完全に無視して、自分こそが金沢城の初代城主であったなどとほざいていた前田など、とても信用できない。
死人に口無しという言葉がありますが・・・400年以上もの間、賤ヶ岳の戦いにおいて戦犯扱いされ続けてきた佐久間盛政・・・かわいそう過ぎて涙が出てきます。
柴田勝家やお市の方、そして佐久間盛政たちの死後、晴れて自分のものになった金沢城には落雷などによる様々な不運が続きました。
これは呪い以外の何ものでもない様な気が致します。
投稿: | 2011年3月 6日 (日) 03:17
深い!!!
あ、ささやかなブログにご訪問ありがとうこざ
いました。
盛政でたどりついたら、こんな稚拙なブログが
待っていて?申し訳ないような。
でも、私も純大さんが演じなければ、ここまで
かわいそうと思わなかったかも…。
私の記事より長く、独立したブログみたい。
また遊びにいらして下さったら幸甚に存じます。
投稿: miki | 2011年3月 6日 (日) 11:10