サラリーマンイントラ道<7> ダイブマスターへ(5) 天才ヤン氏-2
以前ランギロアにて、ガイドしていただいたヤン氏ですが、ダイビング前にお客さんとコミュニケーションをとるわけでもないのです。
harumiちゃんと私は、中層を行くのが大好き。強い流れ大好き。大物大好き。地形大好き派です。もうおひとりは、すごいカメラを持ったフランス人男性です。
まず、このポイントはゾディアックというゴムボートから「アン・ドゥ・トロワ」でいっせいにころがるようにバックロール。9~10m位に集合。我々のまわりは無数のサメがまわってる。…と、ここまではどのチームもみんな一緒です。
まず、1組めはがっつーんとどん深コース。ガイドはライオンのたてがみみたいな髪型のフランスの方でしたので、我々はひそかに獅子丸と呼んでました。そのまま真下に降りた、という感じ。
2組目は獅子丸夫人でしたが、深く行かずに浅めを流していったようでした。
チームヤンは、その場でサメを少し堪能したあと(ここにとどまる時間はチームごとそれぞれ)だんだんとなななめに深度を落としながら、濃いブルーの中を遊泳しているように泳いでいきました。
体が海に溶け込む至福の境地。すると我々の下にトビエイの編隊が現れました。目視で20m位下。我々と上下で平行に泳いでいるわけです。
エイは横一列でしたが、ほどなく一番小さなエイが遅れだしました。すると、中の1枚がひらりと小さいエイのところにもどり一緒に泳ぎだしたのです。そしてまたみごとな編隊に。miki感涙
こっちが鳥肌たててヤン氏をちら見しても、ドヤ顔するでもなく、派手に指差すでもなくさりげない。にくい…。
すぐれたガイドの条件① 大物でも小物でも「引きが強い」 きゃぁぁぁズルズルズル(mikiの悲鳴&滑落する音)
つづきます。
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