秋の夜長におススメの本
【陸軍士官学校の死】 ルイス・ベイヤード著 読みました。
(筋にはふれてませんが、ニュアンスを拾いたくない方はご注意)
最近は、ITはびこる現代社会のジェットコースター的ミステリーばかり読んでいましたので、車の代わりに馬の蹄のたてる音が聞こえてきそうなこの物語…久々に新鮮でした
200年近く前のアメリカのミステリー?ということで、最初、ジョニー・デップ主演の『スリーピーホロウ』という映画を思い出し(原作読んでないのですが)、ウエストポイントという場所が舞台ということで、ネルソン・デミルの『将軍の娘』という小説を思い出しました。(これを読んだ後すべてのデミルを読ませるほど面白かった)
そして、若きエドガー・アラン・ポォが、事件にいどむ…。
もう読む前からすごいワクワクなんですけど…。
今も昔もかわらないウエストポイント陸軍士官学校の閉鎖的雰囲気、じわりと背後をとられるような描写の主要人物達、ちょっぴりゴシックホラーみたい。
そして、あっと驚いて、じわっと涙して、えってそっくりかえって…そうきたか、の結末。(なんじゃそれ)
全体的にトーンが暗く、せつないし、読後すっきりっでは全然ないのだけど…。。
買ってよかった~。本棚にもどさなくてよかった~(違う本買いに行ったらなかったんです)
今年いちおしミステリーです。
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早速のご訪問ありがとうございました!
今後ともぜひぜひよろしくお願いいたします。
投稿: 白ポーター | 2010年11月10日 (水) 01:59
こちらこそ、いつもありがとうございます。
よろしくお願いします…。(*^-^)
投稿: miki⇒白ポーター様 | 2010年11月10日 (水) 07:18