今朝の方がすごい雪景色でした。暦の上では春になりましたが…。
何年か前、夏。
その日は東京から体験ダイビングのお客さまが、IOPのレクチャールームいっぱいにみえてました。
某区のスポーツ振興会主催でなにかに当選?した方々みたいです。
こういう時は、みんながみんな『体験ダイビングやってみたい!』って方ばかりじゃありません。
ほら、あそこにいる兄さん達は『なんでこんなとこにいんだよ』オーラ全開じゃないですか。かなりとがってる感じ。
第9夜 初心忘るべからず by腰パンブラザーズ
さて、わりあてが決まり、なんだか作為的にわたくしめが、こんなに人数いるのに、とんがり腰パン君達とご一緒することとなりました。
(現に師匠は、女子大生っぽい二人に説明中)あんだよ〜。大丈夫なのかなあ。
聞けば、腰パン君達は兄弟という。
体験ダイビングは初めてか…。
私のBCのバックルの左側を兄貴君、右側を弟君につかんでもらって。
おくりだしの入江からはいスタート!!
案外早くやってきたadios。
左側から、すごい力でひっぱられる!!
「きゃっ!!なになに」
次にそれ以上の力で右側からぐいぐいっ!!
「ぐえっ!!ワタシ ナニカシマシタカ」
するとね、兄貴君が何か指差している。でも指の先に何もなし。次に弟が必死の形相で、何か指差してる。
いたたたっ。
でもでも、よ〜くみると指の先には「かに君」が。でも珍しくもなんともない、エントリーの時、みんなが踏んづけそうになってるあのかに君ですよ。
名前…忘れちゃった。
「…これかな…?」miki手でちょきちょき
「かに??」
兄貴君を見る。目きらきら 弟君見る うんうん
え〜〜っ!!
ちょっと衝撃!! そして「うぷぷ かわいい」
何もなかった時用に、ほかのイントラさんがしこんでくれた「アメフラシ」とかあったんだけど…。そんなの忘れるほど。。
こんな「かに」と思った自分も、はたと思い出した。
この同じ場所で、体験ダイビングを生まれてはじめてした時、海の中をかにが歩いているのをみて感動したことを!!
この兄弟は、はじめて海に潜って、かにを見て「兄弟で感動を共有したんだ」
家に帰ったら「おかん!今日、海に潜ってかにが歩いているところを見たとよ!」
注)東京の方です。
じ〜ん。
ふたりに引っ張られた時は、てっきりadiosかと思った自分が情けない。
お客様には、教えていただく事ばかりてすね。
初めて海にご一緒する方の目線で!!
意外と慣れたダイバー垂涎の魚の方が、「ナンデスカ」状態になることも…。
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