人生にadiosと思った?TOP10 ダイビング編・ダイビング旅行編
今日は、ちょっぴりあったかな一日でした。
よく、ダイビングをしていると危険じゃない?と聞かれます。
きちんと訓練し、ルールを守り、器材を適切に扱えば、とっても安全なスポーツといえます。
それでも、「」なこと、「」なこと。あることはあります。10もあるかな(笑)
6こ位はぱっと思いだすけど(爆)
イントラになる前には、「単独潜水」の経験を重ねなければなりません。頼るバディもなく、精神的にも緊張するし、いつも以上にきちんと計画がなされていなければなりません。そんなひとりぽっちな時に限って…。
1. ほんとにサヨナライツカなIOP(伊豆海洋公園)の沖出し
単独といっても、夏場の海洋公園はダイバーがたくさん。1番の根あたりは地元のショップさん、都心からみえてるショップさんでにぎわっています。
その日私は、1番の根の人ごみをさけて、砂地の上に出ました。砂地から2番の根にむかい中層をまったり泳いでいました。空を飛んでいるみたいで至福の時間です。
私の水深は14~16mくらい。
ふとコンピューターの水深をみると、19m。少し下がったくらいでBC(ジャケットの形でタンクをベルトで固定しています。タンクとも直接つながっているので、エアを吸気したり排気したりして、ふくらませたりもできます)に吸気をしないで、からだをたて、フィンキック…。キック。キック。タイキック…。「ちょ、ちょっと吸気しよっかな」→いちいち吸気したり排気したりのインフレーターホースを使うのはビギナー。おのれの肺の空気のコントロールと脚力で深度調節がベテラン。
でも、ちょっとの吸気だけでは、同じ深度がせいいっぱい。
もっとエアをいれても深度は22m 27mとどんどんさがり、あっという間に30m
「あら…」
IOPのHPにも書いてありました。「夏場の砂地の奥、沖出しに注意」と。
このひっぱられていく感じは…。まさに沖出しという名のダウンカレント!!
つかまりたい岩は、あんなに遠くに。中層が好きだから、自分でここに来たんです。
どうする。30mから一気に浮上→からだにダメージ。 いや、ひっぱられるからいい感じで上がれるのか?? 上がったとてどうする?? 岩場に近づけば、釣り客(魚が散らばるからダイバーが嫌い)から石もておわれる。。沖にですぎてるから漁船から怒られる。いや、何より水面を戻るのは、スキー場でリフトで下降してくるのに匹敵するほど恥ずかしい。
いつ捨てる?? 店の名の入ったウエイト(鉛の重り)を?? いやプライドを。。
なまじ脚力に自信があり、アゲインストのカレントに向かっていくのが好きだと豪語していたmikiは、海洋公園の沖出しにつかまって、どっかに流され、遺体もみつからないのでした。
海に花を投げ込む家族が見える
でも、ダメ。私はイントラになるんだから。
志なかばで海のもくずになることはできんわっ!!
たとえ、煉獄の砂地を這ってでも、どっかつかまる事ができる岩に到達するまでは!!
足の筋肉を総動員して、BCにはいっぱいエアをいれ、がんがん泳いで到達したのは…2番でした。
帰りは、岩場の近くを釣り糸に気をつけながら浅場に戻ってきたのはいうまでもないことです。注)通常はバディと一緒。危険な時は、一番安全な方法をとってね。
夏場のIOPの砂地の奥は危険。まさに深淵。
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コメント
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何度見ても勉強になるし爆!
投稿: ちゃこ。 | 2011年8月14日 (日) 10:14